スピーチを代筆させて頂いていると、
「笑い」をリクエストになるお客様が結構いらっしゃいます。
ビジネスシーンや、欧米のパーティーでは有効なことも多いのですが、
日本での披露宴ではですね~意外と笑いは起きにくいです。
ハードルが高い、ということですね
その理由は…
①披露宴は、
「知らない人間同士の集まり」であるため
主賓の方や、スピーチをしている友人様のことを
知っているゲストは、多くても「数人」程度です。
知らない方のおっしゃる冗談を、
しかも「披露宴」というセレモニーの中で声を出して笑って下さる方は
多くないものです。
(笑うのは、勇気が必要ですよね・・・?)
現場に出ていても、爆笑が巻き起こるケースは本当にレア。
さざ波程度の声が聞こえれば大成功という実感を持っています。
②祝宴で笑っていい内容なのか判断しにくいため
笑いの「ネタ」として、
新郎新婦ご本人をからかうエピソードや、
自虐的な話を持ち出す方がおられますが、
聞いている側からすると、
両親様や親戚の方も同席している宴席で、
それを笑っていいのか、すぐには判断しかねるものです。
誰もが心和らぐハッピーな笑い、は難しいものなのですね。
では、次回、
どうしてもスピーチに笑いが欲しい時は
どんな話をすればいいのか、
考えてみたいと思います。