会場のミスにどう対応すべきか③ | ブライダルライター☆rin☆の 披露宴Q&A

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ライター歴13年。結婚披露宴にまつわるQ&Aです。

※内容は掲載時点での個人の見解です。実際に取り入れるかは、周囲にご相談の上、ご自身の判断でお願いします。
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前回の続きです。

 

会場のミスを誘わないオーダーの仕方とは。

 

〇五月雨式のオーダーをしない

 

・変更に変更を重ねたり、

ひとつひとつ思い付きで追加依頼したりするのは避ける。

(プランナーは連絡を受けた都度動くので、タスクが増える。

手配の回数が増えると、請け業者への連絡の行き違いや

履歴の拾いミス、伝達ミスのリスクが増える)

迷っていることがあれば、プランナーに相談し、まず保留。

自分たちで熟考した後、「決定版」でオーダーをする。

 

〇細かい・複雑な演出や装飾を行う時には、

自分たちで小物リストを作ったり、

作業リストを作ったり、

チェックリストを作ったりして

プランナーと共有する。

 

・目で見える形にするとプランナーとの行き違いが防げます。

リストには作成(更新)日時や期限日を入れておくと万全。

・装飾や演出は会場の作業可能時間帯や、受けて頂ける作業量を

確認しておき、会場の処理能力以上のオーダーは避けましょう。

(その会場の許容状態を掴んでおくことは大切です。

間に合いますか?可能そうですか?と尋ねれば答えてくれます)

 

〇イメージを伝えるときは、

写真や動画や絵コンテなど

第三者から見て、分かりやすいものを渡しておく

 

・イメージに強いこだわりがある方は、何か「素敵なもの」を見ていて、

そのイメージに寄せたいというご希望が多い印象です。

「そのもの」を見せておくと話が早いです。

 

〇音楽や映像などは、

事前に必ず、DVDに仕上げた状態に。

 

・音楽・映像データを当日会場に持っていき、

ダイレクト投影にするのは(ぶつけ本番)、

会場機器のコンデションや推奨環境を考えると、リスクが高いです

(映らなくて慌てているお式を多くお見受けしております)。

日にちに余裕をもって持ち込み、担当者に試写をお願いしておく。

 

〇締め切りを厳守する。

複雑なことを依頼するのであれば、

スタッフが前もってタスクスケジュールを組めて、

直前・当日にいっぱいいっぱいにならないよう、

かなり余裕を持たせた期日に手配を完了してしまっておく。

必要ならリハーサルを行っておく。