先週に引き続き、今回はボリビア特集をお届けしますにこ

私が日本に居るときのウユニイメージは、『鏡張りガラス』だったので、
旅行するなら、その時期がイイと思ってましたが…

今回研修生くんにいろいろ現地のことを聞いてみると、
乾季も違った魅力があると、改めて感じましたニコニコ

日本の季節は四季劇団四季ですが、こちら南米は雨季と乾季に分けられますよね。
昨年のサンパウロは雨季なのに、雨があまり降らない感じでしたが、
基本的には雨季にはたくさん雨が降って、乾季はほぼ雨が降らない。
ボリビアも然り。

だから、乾季にウユニ塩湖に行くとお天気太陽には恵まれる!!
塩湖の真っ白さと雲一つない青空青空 のコントラストがとても素敵だそうです音符
想像するだけでテンションが上がるうえうえのは、私だけはてなマーク

あっ、でも乾季ということは寒いブルブルはてなマークと思って、
どれくらい寒いか聞いてみたところ、
明け方は普通に氷点下雪の結晶になるとのこと。高地だから仕方ないですけど…

でもでも、終日天気がイイということは、星空夜空も綺麗はてなマーク
そこは、かなりの確率で綺麗な星空夜空が見れるらしいです。
そう聞くと、乾季も捨てがたいなんて思ってしまいます。

それに乾季は塩湖に水が張ってないので、
塩湖観光時の車の出せるスピードジープも倍以上違うらしく、迫力が違ってくるのだとか。
(出そうと思えば、時速100キロ超らしいですが、オススメ出来ませんので!!)

水が張っていると、水が跳ねて車が錆びる水 汗ので、
雨季は20~30キロくらいしかドライバーさんが出さないらしいです。
そうですよね!だって跳ねる水は塩水なので…すぐに錆びちゃいますううっ...



ウユニ塩湖の話を聞いていて、素朴な疑問?が出てきた私…

ちょっと恥ずかしいと思いましたが、聞いてみました。

世界遺産世界遺産にはならないのはてなマーク

あんなに素敵な場所だから、後生に残さねば…と思うのですが。

すると、
『リチウムの開発三角フラスコがあるから、世界遺産にはならないかもですね。』との回答ビックリマーク
ふむふむと思って、私も調べてみると…
サイトによって異なりますが、ウユニ塩湖には世界のリチウム埋蔵量の30~80%があるらしく、
ボリビアとしては、この資源は活用しないはずはないですよね。
世界遺産になると開発はできなくなるので、研修生くんの言うことも分かります。

で、現在その開発はどうなのかというと…
リチウム電池にするには、成分純度が95%以上ないと使いものにならないらしく、
あと1%程度のところまで開発が進んでいるとのことですゴー
ここ数年は、中国をはじめ世界の資本が入り、あと1%の壁を超えるべく研究がされているとのこと。

ただ、世界ではリチウムに代わる新エネルギーおNEW!の開発も進んでいるので、
その新エネルギーの開発が進めば、リチウムの需要はなくなってしまうかもしれないとも。
採掘できても無限にあるわけではないので、
いつか枯渇するし、残量によって価格は高騰していく…
これは、有限のエネルギーを使っているとつきまとう問題ですよね。

一時的には、莫大なお金がボリビアには入るかも知れないけど、
未来永劫それが続くわけではない…

ん~、資本主義で多くの世界が動いてる以上、どうしてもぶつかる問題が
ウユニの絶景青空 でもあるのかと思うと、心がチクっとします。


勝手にしんみりしていたら、研修が終わる時間に…
最後に研修生くんがケーナを奏でてくれましたティンホイッスル

3オクターブの音が出せるのですが、2オクターブは指使いが同じで、
息遣いで音を変えているとのことビックリマーク

初めて間近で聞くケーナの音は、力強くもあり、ちょっと切なくも感じる素敵な音色でした音符

1週間でいろいろな話をしてもらって、これまでよりボリビアが近くなったような…
研修生くん、ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。


では、また~投げKISS

おわり