もうキャロルを映画館で | キャロル愛さずにはいられないあなた

もうキャロルを映画館で

もうキャロルを映画館で観ることはできなくなり、ひたすら頭の中で場面を繰り返してるけど、観た人の年齢でもかり感想は違うだうね。私の年になるともう人生の残りを意識してしまうから人様に迷惑をかけない範囲で好きなように生きたいと思うもの。

 

だから、キャロルの選んだ道はとても羨ましいね。キャロルが一番恐れたのは、自分の存在が未来ある若いテレーズの人生を邪魔してしまうんじゃないかってことだろうね。

 

テレーズがキャロルと同じような年なら二人は恋愛しなかったと思うから年齢差ってすごい大きなポイントだったんだろうね。

 

キャロルは、テレーズに自分の人生の光を見たんだと思う。

キャロルは、自分のために子供を捨てたという意見もあるけど、もちろん人それぞれ価値観は違うから自由だけど、キャロルは自分の気持ちに正直に生きることの大切さと難しさを子供に残したいと思ったんだと思う。

 

自分を助けて欲しいという安易で依存的なものならアビーでも良かったと思う。でも一緒に乗り越えていく勇気と優しさをキャロルはテレーズに感じたんじゃないかな。そして同時に自分を守ってくれる強さを感じたんだと思う。お互いに支えあい補えると直感したんだと思う。