知らない間にインターネットに関する様々なサービスを使っていることに気づく。
ドメイン、サーバー、メール配信、CGIなどなど、
無料のもの(このアメブロもそうですね)を含めると、かなりな数になる。
サイト運営者にとって、その中でも最も重要なのはなんといってもレンタルサーバーだろう。
弊社(アッパーウエスト)は、現在2つのサーバーと契約をしている。
3年以上前から使っているAサーバーと、取材屋のサイトのために最近契約したBサーバーだ。
二つに分散したのは、単にリスクヘッジのためで、Aサーバーには全く不満はなかった。
マルチドメイン、サブドメイン自由だしアドレスの制限もないのに安い。CGIなどのシステムも全然OK。
何より、コンパネが充実していてサーバー会社とやりとりすることはほとんどない。
「ほっといてほしい」と思う私にとっては言うことなしのサーバーだった。
しかし、Bサーバーは違った。
なにしろ、ここは「郵送」が大好きなのである。
保険屋とかカード会社みたいに、
契約書、説明書、なんだかしらないがお知らせ等、なんと書留で送ってくるのだ。
留守をすることが多い私は、いちいちそのたびに郵便局に電話したり、取りに行ったりしなければならないのである!!
・・・うざいことこの上なし。
だいたい、内容見ても、メールで不都合なものは何もない。
何のために郵便などという、向こうもこっちも時間と手間がかかる手段をとるのかがさっぱりわからない。
そんなコストをかけるなら、料金安くしろよ・・・と思ってはっと気がついた。
実はBサーバーの親会社はSEOのしつこい電話営業で有名な●●O。
インターネットのサービスなのに、インターネットで完結する仕組みを持っていないというのはお笑いだが、それを考えたらなんだか納得できる。
巨大なIT企業のように見えて、実は技術の会社じゃなくてベタな営業会社なのだということがよくわかった。
ちょっと高めだった理由はここだったのかと思うと、自分の選択ミスがくやしい限りだ。
「コミュニケーション手段」もサーバーのスペックに加えて欲しいですね。
「連絡は郵便でやりとりします」とか。
(あほくさ)
百歩譲って、「丁寧なサービス」のつもりなのかもしれないが、
ああ、勘違い、
確実に客を失っている。
契約の6ヶ月が来たら、
もちろんさっさと解約してAサーバーに統一するつもりだ。
「コミュニケーション手段」に何を選ぶかは、
実は企業にとって客を失いかねない重要なことなのだ、ということを、
他山の石として自分の肝に銘じたい。