福田総理の辞任会見の捨て台詞「あなたとは違うんです」がちまたの話題になっている。
突然の辞任発表の時に、コラムニストの天野祐吉氏が
「福田さんって冷静に見えるけど、私は前々から、この人は相当感情的な人なのではないかと思っていたんです」と言っていた。この辞任は「勝手にしろ」的な、発作的なものだというのだ。
私も、天野氏と同意見。福田氏は冷静に見えるけど、かなり感情に左右されやすい人、押さえられない人なのではないかな、と推測する。
福田氏もきっとそれは自分で重々わかっていて、政治家として、あるいは「リーダー」として感情を押さえに押さえてきた人生だったのだろうと思うのだが、やはりここにきて爆発してしまった、ということなのかもしれない。
私自身、まさに感情的な人間なので、そういう意味では福田氏にシンパシーを感じるのだが、
やはり客観的に見た場合、感情をそのまま出してしまうことは、社会上、立場上、よろしくないことなのだな、と今回のことで改めてわかった。
さらに、福田総理の場合、直接的ではないところがやっかい。
いかに言い方が丁寧でも、その中にある攻撃的な感情を、受け手は敏感に感じ取る。
逆に言い方が丁寧であればあるほどシニカルさや屈折を感じて、「ネガティブオーラ」をまき散らすこととなる。言われた本人よりも、むしろまわりで聞いていた人に大きなインパクトを与え、結局は言った本人の評価を下げることとなる。
「あなたとは違うんです」
これをいっそのこと江戸っ子調で、
記者「総理、すべて人ごとのようだったと言われていますが」
福田総理「なにおお?てやんでえべらぼうめ。こちとら自分を客観的に見ることが出来るんだよ。テメエなんぞとはデキが違うんだ。わかったか、このスットコドッコイ!」
と言ったらどうだったろうか。
案外、福田さん、最後に「支持率」が急上昇したかも。