飴はメディアだ!名古屋の菓子問屋さんの挑戦。 | Stay Hungry, Stay Foolish

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仕事90%で突っ走ってきたこの7年。そろそろ形にする時がきたかな。


事例制作を依頼されるお客様の中には、「事例の使い方がうまいなあ」とこちらが感心してしまう方が時々いる。

最近では、なんと言っても「
まいあめ工房 」の中村社長。


中村社長は、名古屋のお菓子問屋「ナカムラ」の二代目経営者。


問屋だから、菓子類の卸がメイン事業だが、


名古屋の伝統的な飴職人の技術を活かしたいと10年前から「オリジナル飴」の製造販売を開始。昨年春からは手作り飴のネットショップ「まいあめ工房」を立ち上げた。

当初は、結婚式の記念品や幼稚園などのイベントなど個人向けユースを想定。サイトもこんな感じ。
http://myame.koubou.cc/kojin/

ところがいざオープンしてみると、企業からの依頼がたくさん来るのにびっくり。展示会やイベントなどで配るロゴなどを入れた販促品として使いたいという需要だ。

しかも、中小企業だけでなく名だたる大企業からも依頼が来る。




飴は、気の利いた販促グッズとして注目されていた。

ロゴなど、ひとつひとつ違うところがいい味を出していて、その手作り感が、逆にアナログっぽくて受けるのだそうだ。


また、1ロット3500個、46000円からという手軽な価格も「ちょっとだけ作りたい」というイベントなどのニーズに合っている。


中村社長は、今後は個人向けよりも法人向けのオリジナル飴の仕事を増やしていきたいと考えていた。


法人はリピートがあるし(個人はほぼリピートゼロ)。
「あめ」をフロントエンドとして大企業に食い込み、菓子問屋として大きな商談ができる。

しかし、ネットの世界の常として、雨後の竹の子のように「まねっこ」サイトが現れ始める。
中にはサンプルの見せ方など、サイトの作り方もそっくりまねしているサイトまで出てきた。


販促あめの法人需要を、競合を押さえて取っていくにはどうしたら。



そこで、これまでどちらかというと個人向けの印象が強かったサイトを法人向けにリニューアルをすることに。


新サイトでは法人の「お客様事例」がメインのコンテンツだ。


私も依頼を受け、3つの事例のうちの一つを担当させていただいた。

そして、既存ユーザーである「糸井重里事務所」の「ほぼ日刊イトイ新聞」に、まいあめが取り上げられる日をねらってリリースを行った。


ほぼ日の記事
http://www.1101.com/news/index.html

まいあめ工房の新サイト
http://myame.koubou.cc/


中村社長からメールをいただく。

リニューアル効果は絶大だった。



・リニューアル後3日間で2000アクセスを超える。

・見積依頼が最小の3500個ではなく1万個~3万個にといったように、以前より桁
が増えた。信用度がアップしたからということ。

・リニューアル翌日に朝日新聞からの取材依頼が入る。



お見事。


さて、今回の仕事が来たとき、最初商材が「あめ」と聞いて、正直びっくりした。
「1個10円のあめで、何で事例がいるの?」と疑問符がたくさん。


でも終わってみれば、結果は上記の通り。

つくづく商売って、外からだけではわからないものですね。


私が担当したお客様事例はこちら。

http://myame.koubou.cc/b9c37i132.html


※このお話は、中村氏のご了解を得て公開しています。