鬼十則 | Stay Hungry, Stay Foolish

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仕事90%で突っ走ってきたこの7年。そろそろ形にする時がきたかな。

「電通鬼十則」というのをご存じだろうか。


ハードワーカー集団で知られる「電通」の4代目社長吉田秀雄氏が1951年に書いた社員に向けての行動規範(Wikipediaより)。

これを額に入れて掲げる経営者はいまだに多いと聞く。



鬼十則とは・・・

  1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
  2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
  3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
  4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
  5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
  6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
  7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
  8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
  9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
  10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。


こういうスパルタなメンタリティで、日本は高度成長を成し遂げたんだなあ、と思う。

特に「殺されても放すな」なんて・・・今の若者には通用しないだろうなあ。



この10則で、なにか心にぐっときた言葉はあっただろうか。


私は、9番。

「頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。 」


事例の場合は、納品物があるので「モノ」でもあるが、モノを提供する過程においてはサービス業的なところもある。そう考えると、この9番はぐっとくる。

サービスは、モノのように形がない。モノは不備があればすぐに見えるけど、サービスの不備は目には見えない。

でも、お客様は敏感に感じるところだ。

だからこそ、一分の隙もあってはいけないのだ。そのためには、頭は常にまわって、目配りを効かせないといけない。(耳が痛いなあ)


まずはこの言葉、肝に銘じておこうと思う。