私の事例の師匠、M氏は、めっちゃ変な人である。
どう変かというと、まずぱっと見おたくっぽい。
おたくなんだけど、話す言葉が普通の人と違っていて、いちいちひっかかる。でもなんか面白い。
さらに、おしゃべりである。絶え間なく、かつ明瞭な言葉でしゃべり続ける。
そんなふうだから、一見社会性がないアウトローように思える。
でも違う。
さすが法人ビジネスを1人でずっとやっているだけのことはあり、商取引における、押さえるところはきっちり押さえて、商売に関しては決してハズさない。
本業である事例のインタビューでは、歯に衣着せぬ切り口で核心にせまる。
相手が偉かろうが、お堅い銀行であろうが、曖昧のままにやり過ごしたりせず、
事例に必要な、聞くべきところ、読者が疑問に思うところをきっちり聞き出し言語化する。
ある人は、それを「神業」と言った。
しかし、M氏が変わっているのには間違いない。
M氏がどこか会社を訪問すると、担当者の人は、同僚社員にすごい確率で「あの人誰?」と言われるらしいし、
M氏がしゃべる法人セミナーのある参加者は、会社の報告書に「変わっている人だった」と書き、それがずっと記録として残っているらしい。
そんなM氏が、定期的にしゃべる無料セミナーがあさって行われる。
http://www.k-signs.co.jp/news/1026.html
彼の「変わりぶり」を密かに楽しんでいる隠れファンも多いと聞く。ご興味ある方は、ぜひ。
ところで、「変わっている」を、まるでいけないことのように書いたが、
「変わっている」はよいことなのかもしれないと、最近思っている。
だって、「変わっている」だけで、このように記事が書ける。
M氏が変わっていなかったら、誰の口の端にも上らない。
事例書きのように、腕一本の仕事をするのなら、変わっているぐらいでちょうどいいのかもしれない。
と、知人の社長に言ったら、
「大丈夫。君も十分変わっているから」
だってさ。