こんにちは、なつみとです!


今回は、クライアントとのコミュニケーションに関するお話。


Webライターとして働いていると、日々クライアントとのやりとりがありますよね。


自分とクライアントの2人だけで完結する仕事もあれば、あいだにディレクターや編集者が入ったり、もしくはクライアントの先にさらにクライアントがいるケースも。


3人以上でのやりとりのときに、意識したいのが「コピペで転送できる書き方」なんです。


たとえばクリニックのホームページの案件で、ディレクターさんとやりとりをしている場合。


クライアントであるクリニックの院長に聞きたいことがある場合は、ディレクター経由で聞いてもらうことが多いと思います。


このときに、わたしが意識するのは、ディレクターさんが、わたしのメールの文面をそのままコピペして院長先生に聞ける状態にすること。


【例】


お疲れ様です!

今執筆している⚪︎⚪︎について、院長先生に確認していただきたいことがあります。


以下の通りです。


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⚪︎⚪︎の症状というのは〜〜が原因だという認識で合っていますか?〜〜の場合だと、△△になりますか?

ご教示くださいますよう、よろしくお願いいたします。


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以上、ご確認よろしくお願いいたします!




こうすれば、ディレクターさんは点線のあいだの部分をそのままコピペして、院長先生に聞けますよね。


ディレクターさんが書くのは、「院長先生、お世話になっております。ライターさんからこのような質問が来ています。ご確認・ご対応お願いいたします。」ぐらいで済みます。


これが、多くのライターさんができてなくて、こんな感じになるんですよね。


【残念な例】


お疲れ様です!

今執筆している⚪︎⚪︎についてなんですが、これって、院長先生的には〜〜が原因、みたいな感じですかね?ネットを見てると必ずしもそうではないとか書いてありますけど。院長先生が間違ってるとか?〜〜だったら、△△になったりするのかなぁ〜なんて思うんですが。

ちょっと院長先生に確認してもらっていいですか?



……これだとどうですか?

そのままコピペして送るわけには行かないですよね。

きちんとした質問の形になってないですし、表現もフランクすぎるし。


なんなら「ネットには院長先生の意見と違うことが書いてあるから院長が間違ってるんじゃない?」みたいな内容、そのまま送ったら失礼ですよね。


だからディレクターが、院長先生が分かりやすいように、なおかつ失礼のないように文面を整え分手間が発生します。


ライターとしてはちょっと質問しただけのつもりでも、ディレクターはいろんなライターとのやりとりをしていると日々こういう面倒が発生してうんざりしているかも。


ちょっと書き方を工夫するだけでディレクターの手間が減って「このライターさん、仕事がやりやすいわ〜!!」と思ってもらえます。


わたしはクライアントとのコミュニケーションはある程度フランクにやるほうが良いと思っていますが、フランクなのと、馴れ馴れしいのは違いますし、仕事に悪影響のあるフランクさはむしろ悪です。


複数の人間でやりとりする仕事のときは、「コピペ転送できる書き方」、ぜひ意識してみてください。