見城徹 | 心に残る言葉

心に残る言葉

言葉には力があります。現実や人生を大きく変える力があります。
素晴らしい言葉を多く知ることは、いつか必ず役に立つことがあるでしょう。

$心に残る言葉-見城徹

だから「これほどの努力を人は運と言う」
っていう言葉が僕はとっても好きなんです。
(見城徹:出版社「幻冬舎」の創業者)


最近では長谷川誠の「心を整える」のほか、古くは、弟(石原慎太郎)、ふたり(唐沢寿明)、ダディ(郷ひろみ)、永遠の仔(天童荒太)、血と骨(梁石日)、13歳のハローワーク(村上龍)、1リットルの涙(木藤亜也)、陰日向に咲く(劇団ひとり)など、数々のベストセラーを生み出した名編集者。

実はこの言葉には前半があります。
いわく、
「何かがうまくいってるときに、
人はみんな「運がいいよね、うまくいっちゃって」
って言うけれども、冗談じゃないよ、

俺はあなたの100倍血のにじむような、
努力をしてるんだっていうふうに言いたい気持ちを抑えて、
飲み込むわけですよ。

それを言っちゃったら馬鹿だから。
「運がいいよね」って言われてないときは、
うまくいってないときだから、
「運がいいよね」って言われなきゃ駄目なんですよ。

そのときに自分で、
これほどの努力を人は運というか、
っていうふうに苦笑しているというのが、
一番いい時だと思うんですよね。」