大学合格者が出始めました。
それに伴い、1人、また1人 卒業していく事になります。
文系か、理系か
そんな悩みから始まり
「自分は、こういう事が好きだから、こういう方面で勉強したいんですよ~」と徐々に方向性が見えていき
いつしか生徒たちはオープンキャンパスに出かけ
そこで見てきたこと、聞いてきたことを授業の時に話してくれ
いつしか志望校が決まり
どうやって攻めていこうかと相談し
有利に戦うために一緒に英検の勉強をしてみたり
英単語をなかなか覚えられなくて、叱咤激励をしてみたり
連続合格して一緒に喜んだり
そんなこんなをしているうちに
君はいつの間にか受験生になり
気が付いたらもう受験に向かっている。
今頃、ホテルか、、、、緊張しているかな?
メッセージでも送ろうかな?
いや、起こしちゃうからやめとくか
そんな事を思いながら
栃木にいながら遠方にいる生徒の事を考え
今頃終わったかなとか
そんな事を思ってたり
それが気付くともう合格発表
いいですね、嬉しそうな合格の報告って
あんな嬉しそうな顔を見せてもらえて本当に嬉しい限りです。
一緒に考えて、相談しあって、最後合格を勝ち取っていく姿を見ていると
一緒に受験をした気持ちになりますね。
合格が決まり、卒業が決まると
今当然と思っている日常が終わります。
いつもいた日に、生徒さんは来なくなります。
その生徒さんと一緒に勉強した曜日、10年経っても20年経っても忘れないんですよね。
座ってた机もそうです。
自分にとって、大学受験は単なる勉強、そして試験ではなく
人生の縮図でした。
大きな大きな人格形成のひとつのきっかけでした。
人生にはいくつか大きな勝負をしなければいけないタイミングってものがあると思うんですけど
大学受験は、その一つだと私は感じています。
生徒たちもそう感じてくれて
その大きな目標に向かって一生懸命頑張ってくれる
そういう風になって欲しい、そんな想いで塾の先生をやっています。
受験が終わった時に、胸を張って頑張ったって言えるような受験をして欲しいと思っていますし
自分の教え子だったら「やりきりました!」と言ってくれる
そんな生徒に育ってほしいと思って塾の先生をしています。
いつか君たちが何かに躓いて、辛いことがあった時に
戻ってこられる空母のような存在でいられたらいいなと思っています。
自分が大学時代に、自分の事を支えてくれたおじさんのように
生徒の心の支えでいられるように、炎のように熱い塾の先生でいたいと思っています。
一緒に戦ってくれてありがとう。
一緒に勉強してくれてありがとう。
楽しかったね。
あと少しだけ、一緒にいられるから、最後まで頑張ろうね。
いつか立派な大人になった姿を見せてください。
お父さん、お母さん
ありがとうございました。
私の戦いは続きます。
🔥