埼玉県加須市にある進学校です。

 

加須駅から徒歩20分。

 

館林から加須駅までは20分程度になります。

 

館林在住の子であれば、太田へ行くよりはずっと近いです。

 

 

埼玉になりますので、群馬栃木とは大きく状況が異なります。

 

まず、高校入試の倍率が厳しくなります。

 

そしてなによりも選択問題が登場し、その難易度がエグイです。

 

 

英語の難易度がまるで違います。

 

実際に受験生に話を聞くと「英検2級の方が楽」との事でした。

 

この難易度の入試問題を解くために、中学のうちから高校レベルの英語に触れる事になり

 

結果的に高校入学直後の模試の成績がえぐい結果になります。

 

太田高校も、太田女子高校も不動岡高校のスコアには届いてませんでした。(2024年)

 

こう考えると、高校入試って言うのは学力向上と言う観点で考えると足かせにもなりますよね。

 

点数を取るために、易しい問題を完璧にするより、難しい問題にチャレンジしていた子たちの方が

 

高校入学の後の模試では高い数値を出してきます。

 

ここで合格実績を再度見てみます。

 

 

だいぶ、偏りがあるのが分かりますか?

 

国立が108名合格になっていますが

 

1学年の定員は360名になりますので、3分の1未満が国立という事になります。

 

群馬、栃木の常識から考えると変ですよね?

 

群馬、栃木なら、まず間違いなく国立大学を無条件に目指すからです。

 

そういう文化です。

 

それが埼玉に行くと、様子が違ってきます。

 

 

すでに合格実績が出ている太田女子高校と比較してみて下さい。

 

太田女子高校は定員240名に対して、国立大学は120名以上

 

半数以上が国立大学へ進学していますね。

 

不動岡高校の合格実績を大きく上回ります。

 

しかしながら難関私大という観点で見ると、えげつない差が生まれてきます。

 

早慶GMARCHで、不動岡高校は360以上の合格が出ています。

 

太田女子は56名です。

 

ここから、どんなことを考えますか?

 

不動岡高校、太田女子高校

 

高校入学時の偏差値は大きく開いていませんね。

 

似たような偏差値ではありますが

 

3年後は全く違ったゴールを迎えます。

 

立教大学の合格者が顕著ですね。

 

不動岡高校 80名

 

太田女子高校 5名

 

いかに高校の雰囲気が生徒の志望校選びに影響を与えるのか

 

痛感する結果です。

 

高校選びをする中学生の女の子は

 

国立を目指すなら太田女子高校の方が良いでしょうね。

 

難関私大を目指すなら間違いなく不動岡高校になるでしょう。

 

立教大学は英語の独自入試がない(文学部以外)ので、中学時代から難しい英語の勉強をしていた不動岡の生徒は、英検の上位級に到達している子が多いんだろうなと予想が出来ます。

 

不動岡高校の実績を見て思う事ですが

 

変に国立推しにしないおかげで、早めに私立3科目の勉強に舵を切る事が出来ている。その結果、難関私大合格がバンバン出る。

 

逆に言うと

 

国立を目指し、最終的に届かなかいから私立へ変更!みたいな結果になると不利なんですよ。

 

国立を目指すのであれば、やらなければいけない事が多いのだから、きちんとガチってやる事。

 

ダラダラやってしまい、これは国立は厳しいかな、地方国公立になるくらいなら、絞って早慶にした方が良いかな

 

と考えるのが、高校3年生になってから。。。となってしまえば、もう手遅れです。

 

不動岡高校の合格実数を見ると考えさせられますね!

 

館林在住の子が、最終的に難関私大を目指すなら不動岡高校おススメです。

 

高校選びの参考にしてください。