自分には４つ下の妹がいます。
妹は群馬県の模試で偏差値が６０程度で、太田女子高校を目指していました。
太田女子高校を目指していた妹は
私立高校の併願校として
佐野日大を受験しました。
当然のことながらどんな条件で合格するかという勝負だと思っていました。
しかし
妹は不合格に終わりました。
誰も予想していない不合格です。
妹は泣いていました。
家族も自分も
太田女子高校の受験は厳しいのではないかと考えましたが
妹は太田女子高校を受験すると決意しました。
絶対に受かると思っていた私立高校に不合格となり
泣いていた妹
さらにレベルの高い太田女子高校に受かるかと言えば厳しいわけです。
本人だって分かっています。
でも、妹は太田女子高校を受験すると決めたのです。
夕方５時前には中学校から帰宅し
毎日１２時過ぎまではずっと勉強していました。
自分も浪人生でしたので、妹の頑張りは近くで見ていましたが、中学生としては思えないほど、めっちゃ頑張っていました。
私も浪人生で、予備校も単科授業しか取っていなかったため、ほぼ家にいます。
自分も当時はアホみたいに平日１２時間くらいは余裕で勉強をしていましたので、良くも悪くも妹は自分の影響を受けてか、５時間６時間勉強をするのは受験生なら当然と思っていたと思います。
それだけ頑張っていても、佐日には不合格だったので、さらに手ごわい太田女子高校受験。
本当に不安だったと思うのですが
妹は必死に頑張っていました。
毎日毎日
もくもくと勉強をしていました。
結局、
妹は逆転合格を果たしたんです。
自分も涙が止まりませんでした。
本当に嬉しかったですね。。。
もし、妹があのとき奮起しなかったら、この合格はありませんでしたし
こうやって自分がブログに当時の事を書くことはなかったわけです。
佐日に不合格になってしまったとき
妹はめちゃめちゃ落ち込み泣いていました。
佐日の試験前もめっちゃ努力していたからです。
でも
あれから３０年が経ち
あのときは大泣きしていましたけど
あの子にとっては大きな財産になったと思っています。
もちろん自分にとってもです。
残念ながら
不合格という事実が変わりません。
しかし
その事実をどう受け止めるかは、みんなの心次第です。
不合格になってしまったみんなは
今、とても悔しい気持ちだと思います。
でも、不合格をして悔しいと思えたのだったら、
それを誇ってください。
自分は３４年前に、とある公立高校を受験しました。
行きたい高校に行けないので、レベルを下げて、行きたくない高校に行きました。
合格発表の日
自分は寝坊して起きられませんでした。
親も起こしてくれませんでした。
合格発表見てくると伝えると、専業主婦で家にいた母親は、「いってらっしゃい」とだけ言って
自分は勝手にチャリに乗り、駅に向かいました。
電車に乗り、成島駅を降り、１人で高校へ向かいました。
誰もいません。
誰もいない合格発表です。
何の感情の動きもない合格発表でした。
父親には合格おめでとうとすら言われなかったです。
そんな人生
憧れますか？
そんな合格
憧れますか？
人生を振り返ってみて、一番どうしようもなかった頃だと思っています。
頑張れないヘタレだった当時の自分が大嫌いです。
戦った君たち
誇っていいんだよ。
不合格のリスクがあるのが分かってて、挑んだんだよね。
倍率が高く、逃げようとすれば逃げられた。
倍率が低い高校だってあったけど
自分で頑張る道を選んだ。
自分がもし、もう一度１５歳に戻れるなら
不合格になってでもいいから
絶対に憧れていた太田高校を受験する。
自分の点数では合格できない事は分かっている。
でも自分は太田高校に挑みたい。
目標に向けて頑張りたい。
君はそんな経験が出来た。
本当に立派だよ。
君を誇りに思います。
たくさん悔しがって欲しい
たくさん泣いて欲しい
そして誓って欲しい
絶対にやり返すと。
勝負は３年後
真の勝負は３年後
次こそは絶対にやり返してやるんだよ、いいね。
みんなの頑張りを信じています。
3年後、あのときの不合格のおかげで今がある
そう思えるような未来を
みんなの力で作ってください。
逆境をバネに
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