怖いですね。
検索したら352点と出てきました。
これを信じて回避する方もいるのでしょうか?
結論から言いますと
352点が合格点だなんてことは
ありえません!!!
断言します。
今年は去年より厳しい倍率になるでしょうが
それでも私の予想は
290~300点くらいが合格最低点になると思います。
(群馬からの子たちは分かりません。結構厳しいスコアになると思います。)
10人20人増えたとしても合格ラインすれすれのところに大量に受験生がいるんです。
栃木の子たちは合格最低点は300点くらいだと仮定し、本番ではその10%増しの330点を目標に頑張ればOKです。
350オーバーなんて、絶対ありえませんので安心してください。
私の伝えたいことは、これから述べる事です。
良かったら読んでください。
熱心な読者の方ならお分かりのように
足利高校から国立大学への進学というのは結構大変なんです。ご存じのとおりです。
普段からわざわざこういったブログを読まれているような方について心配していません。
しかし
みんながみんな受験に詳しいわけではありません。
特に普段はまったくこんなブログなど見向きもしないもしない方々も、今の時期になると見てくれたりしています。
実際に初めてお越しになった方も多いと思います。
そういう方々へのメッセージです。
たぶん皆さんは
足利高校を、前橋高校、浦和高校、宇都宮高校、水戸第一高校などと同じような進学校と思っているかもしれません。
昔は、宇都宮高校とライバル関係だったという噂を聞いた事すらあるくらいです。
同じとは思っていないにせよ、1ランク下くらいに思っている方々が多いはずです。
しかしながら
全然レベルが違うんです。
バカにしている!けしからん!!という方はもう読まないで、画面を閉じちゃって下さい。
バカにはしていませんから。
大学受験は思っているよりずっとずっとずっと難しいですよ。
特に、この足利という地域からは。
という事が私がお伝えしたい事です。
でも本気で「国立大学には行けるはず」「高望みしてないから群馬大学くらいに行ければいい」と、思われている方が多いんじゃないでしょうか?
高1、高2と学校に言われた事をしっかりこなしていけば、高3くらいから大学受験をスタートさせれば、群馬大学くらいなら行ける
そう考えている方がおそらく大半ではないでしょうか?
詳しい方は心配していませんよ。
初めてこのブログを見ている方へのメッセージです
ではご確認ください。
国立は84名(推薦含む)しか受かってません。320名が定員ですので、約4分の1強です。
足利高校(定員320名の世代です。今とは違います)
浦和高校
同じ公立高校です。
早慶の数で比べると、えげつない差です。
都内公立TOPの日比谷高校はさらにレベルが高いです。
公立だけでなく私立も含めれば、開成、灘、筑駒が混ざってきてさらにずっとレベルが上がります。
ずっとこのブログを追って読んで頂いているような読者層の方々であれば、そんなの当たり前だ!!というのは分かっているとは思うんですけど
入試直前期は、まったくそういう事に興味がない層の方々も、いよいよ検索し、こういうブログを目にすることになります。
こちらからすると千載一遇のチャンスですので
合格最低点という申し訳ないですけど、目を引く見出しを付けて、皆様を惹きつけさせてもらいました。
私からお伝えする事はひとつだけ。
高1からしっかりやってください。
他の地域のTOP校の子たちは、めっちゃ勉強してTOP校へ進学しているんです。
これ、私が中学3年生の時の成績です。外部模試の成績になります。下野模試みたいなやつです。
塾に通っていなかった私ですら、MAX402点を取ってます。平均にすると362点だそうです。平均偏差値は60でした。
塾なし過去問なし。高校入試本番までたった一年分の過去問すら解かないくらい受験に興味がない中学時代でした。
進研ゼミだけはマイペースに、コツコツこなしてました(自分のお年玉で始めたので)。マイペースすぎて、高1の夏休みに中3の添削課題を出してました汗
昔は子供の数が多くて、400点では太田高校を受験するのがリスキーで、自分のような平均で360点みたいな層は完全に努力圏でした。※太田高校は当時の自分の志望校です。
しかし、現在
ここ足利では400点も取る必要がそもそもありません。
それどころかブログタイトルのような352点を取る力があれば
TOPの太田高校でも栃木高校でも、太田女子でも栃木女子でも
どこでも十分に合格が狙えます。
でも、それは足利という地域だからなんです。
これが少しエリアが変わり、前橋、高崎、宇都宮になるだけで400点でも厳しい世界が待っています。
そんな厳しい世界で頑張っている中学3年生がいるんです。
すぐ近くに実在してるんです。
そういう世界で頑張ってきているから、そういう子たちが「国立であればどこでも良いんです」と言っても、文脈的におかしくない日本語になるんです。
このエリアでは、そこまでの勉強をしていなくても、いや、本人的にはとても頑張っているはずですが
他のエリアと比べると、TOP校に入るのに求められる努力の水準がまったく違うんです。
ですから、エリアの皆さん
高校入試が終わって、ホッとしないでください。
スタート地点で差が付いているんです。
まじです。
みなさんがイメージする進学校というのは
本来、400点が必要な高校で、その点数を取るために死に物狂いの努力が必要だったんです。
幸い、このエリアではそこまでが求められず、
そこそこの努力で済んでしまいます。
でも、エリアの皆さんが戦う対戦相手は、
皆さんが早慶を受験する事になれば、前高、高高、宇高、浦高の子たちとバトルする事になるんです。
旧帝を受験する事になれば、やはり前高、高高、宇高、浦高の子たちと戦う事になるんです。
地域としてはまったりした地域ではありますが
みんなが持っている潜在能力は
他の地域と大差はないはずです。
違うのは環境だけで、持っている潜在能力、可能性は無限のはずです。
だから、ほんと頑張ってください。
皆さんの可能性が広がるのか、埋没するのか
それは、いつ大学受験に向けてスタートを切るかで決まってきます。
自分はその環境を少しでも恵まれたものにしたいので、こうやって必死に訴えています。
これを見ているのが
中学生、高校生の子たちではなく
お父さん、お母さんだという事も分かっています。
(※アメブロは読者層が分かります)
お父さん、お母さん
「まずは高校入試!!!」
まったくもってその通りですが
そこしか考えてないと、高校入学後にまじでストップしますからね。
320名の定員で国立84名ですよ。
ほぼ4分の1です。
余裕なんてないですからね。
お父さん、お母さん
この地域では高校入試がやや緩いんです。
そこで全力投球をしてしまい、息切れをしてしまって、大学受験へのスタートが遅れたら
今の努力がパーになっちゃうんです。
小さい頃から公文式やってきたんですよね
小さい頃から英会話やってきたんですよね
小5から塾に通ってきたんですよね
通信教育だってやってたんじゃないですか?
絵本だって何冊買いました?
10冊や20冊じゃすまないでしょう。
どれだけ課金してきたのですか?
すべてパーになっちゃうんです。
最後の3年間で。
すこし高校の様子が分かるまでとか言って、高校入試で身につけた学習習慣をドブ捨ててしまい、夏休みには戻るつもりが、高2の冬になりますからね。まじで。
そして「うちは国立じゃないとダメなんです」という伝家の宝刀を抜くんです。
間に合わなくなってから言うセリフじゃないですから。
大人の思考回路が子供に伝播します。
大人がとりあえずは高校入試に全力投球、その先はまだ考えてない。
あとで考えるではダメです。
大人は受験勉強しなくていいんですから、子供たちが受験勉強を頑張っている間に
大人は先を見据えて、いろいろ調べるんです。
高校に入って3年間ずっと勉強???そんなのありえないって!!!そう思うでしょうけど
ずっと頑張るぞ!と思っていたって、そうそう出来ませんから。
勉強9:部活1 って思う事で、バランスが取れて5:5になるんです。
最初から5:5のつもりでいれば、定期テスト前だけニキになって、模試では毎回フルボッコです。
このブログでは進研模試のデータがたくさん紹介されています。
どの程度、頑張らないと駄目なのか、数字で客観的に理解しておいてください。
なんで進研なの?っていうツッコミはなしで、エリア的にみんなが進研模試なんです。>都会の皆さんへ。
子供たちが3年後の大学受験で成功をすることが出来るかどうか
それが周りの大人たちの思考回路に左右されるとしたら
責任重大です。
大人たちが子供たちの環境になる以上
子供たちが不利にならないようにしてあげたいと思います。
3年後、子供たちは真剣なまなざしで二次試験に向かう事になりますから。
その時に、3年前にもっと真剣に考えてあげていたら、そう思う事がないように
そういう観点で、目の前の高校入試に立ち向かってください。
共通テストの当日、門の前で泣いている受験生が毎年います。
教え子の涙を見る事だってあります。
それだけ重いんです。
たかが勉強じゃないですから。
ほんと、重いんですよ。
今は分からなくても、3年後、とてつもなく大きな壁に阻まれ、悩む未来が待っているんです。
18歳のみんなが挑む大きな大きな勝負です。
その勝負に向けての前哨戦が今回の高校入試です。
未来のために、今、頑張ってください。
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