みなさん、こんにちは。
いつも英語の話ばかりですが、実は歴史能力検定1級に8度合格してまして
歴史検定協会から日本史博士の称号を頂いている日本史マニアだったりします。
皆さん、武田塾チャンネルなどでさんざん参考書については勉強しているでしょうけど
私は、ああいうチャンネルを見ての受け売りではなく
自分で使い、解いたうえで皆さんに紹介していきます。
では、日本史マニアからの参考書紹介をスタートします!
日本史重視の私文向けのアドバイスです。
竹内睦泰先生の参考書になります。代ゼミ全盛期でTOPだった竹内先生ですが、数年前に若くして残念ながらお亡くなりになりました。
先生には大変お世話になり、一緒にお酒を飲ませていただいた事もありました。
先生、ありがとうございました。
先生から、教えてもらった日本史を、塾生のみんなに伝えています。
そんな竹内先生の超速シリーズですが、これは入門書です。
日本史の流れだけをざっと掴む参考書で、これだけでは全く足りないのですが、まったく日本史が分からない子向けの最初の1冊です。
これでなんとなく全体の流れが掴めたら
金谷先生の「なぜと流れ」に進んでください。
これを反復させます。何度も何度も繰り返し、頭に情報を叩きこんでください。
サーっと進めて、頭に戻ってすぐに2周目、サーっと進めてすぐに3周目という要領で進める事です。
1週目は10%の理解、2週目で15%を理解、3週目で20%を理解 そんなペースで構わないです。
だいたい30%くらいは理解出来てきたかなと思いましたら、
いよいよペンを持ってください。
なぜと流れを片手に、こちらを仕上げてください。
2周、3周と繰り返し、マスターしてください。
ココまでを繰り返して、約50%は理解できたかなと思うタイミングで
一問一答を投入してください。
最初から投入してもOKです。
高2であればいきなり投入してOKです。間に合わなくなりますので。
☆で重要度が分類されていますが、まずは☆3と☆2だけに絞ってマスターしてください。
ここまでを繰り返し、60%~70%を理解出来た感覚があれば
ヒストリアを繰り返してください。
上記の参考書で基礎を固められましたら、いよいよ赤本演習に入りましょう。
高3の夏には志望校の赤本を中心に解き潰してください。
日本史を受験で使う子は、基本的に学校は無視し、高1からスタートが必須。
遅くとも高2の夏には上記の内容を一通りは完成させ、あとは繰り返して80%、90%と理解を深めていってください。
高2の11月進研模試では日本史偏差値最悪でも60を割る事がないように、
出来れば偏差値65以上、GMARCH以上を目指すなら偏差値70は取るようにしてください。
範囲の狭いテストですから、それほど難しくはありません。
高3になって、日本史がまだ終わってないという状態だと、遅いです。
難関私大は厳しい状況になります。
特に私立文系の子たち、基本的に数学はすでに捨てているのでしょうから
数学の偏差値は、30とか40になってますよね?
だったら日本史偏差値70を取ってください。
それが出来るように、高1からスタートしてください。
国立文系の子たちは、数学もやらないといけないでしょうから、それほど日本史には力をさけないでしょうけど
最終的に併願で早慶GMARCHを受け、その時に日本史を使う事になるのであれば上記のノルマはこなさなければいけません。
共テでしか日本史を使わない子たちはヒストリアは不要です。
受験で失敗するのは、学校で習ってないから、先に進められない!という子。
最近は減ってきましたが
少数派ではありますが、未だに、そういう子はいます。
日本史、世界史は別に学校の授業は不要なので、さっさと参考書で独学をすすめる事をおススメします。
日本史のオススメ動画は
田中先生の日本史です。
ぶっちゃけますが、ユーテラの日本史の授業は全部見たわけではないですけど、少し大学入試の日本史とはズレてるかなと感じています。
スタサプの賀一先生の講義は面白いけど、長すぎます。
今日は日本史の勉強法紹介になりますが、世界史はどうなの?と言われましたら
ゆきお先生の世界史が最高です。
ではまた。