最新のデータを入手致しました。
今日は先日実施された下野模試のデータを最速で皆様にお伝えいたします。
2023年8月実施の下野模試を5教科すべて受験した中学3年生が8907名(去年は8875名)
栃木県の全中学生の56%が受験しています。
その前提で読んでください。※全員が受験しているわけではありません!
足利高校の定員が240名になります。
単刀直入に240番周辺の生徒さんの点数、偏差値を
ズバッ!とお伝えします。
約270点(昨年は250点弱)
偏差値約51(昨年は偏差値50弱)
こちらが入試本番、内申点一切なしで考えた場合の240位の生徒さんのスコアになります。
志願者数は374名(昨年は341名)でした。
去年より多いですね。
そして考慮すべきポイントは
今回は全県で56%の生徒さんしか受験していないという点です。
まだまだ44%の生徒さんが下野模試を受験していないのです。
しかしながら上位層は高い確率で受験していると思います。
44%受験していないことになっていますが、足高を受験する層であれば8割は受験しているのではないでしょうか?(これは完全に主観です。実際は分かりません。)
参考までに今回の下野で300点程度を取っていると上位135位前後になります。(昨年度は300点で約90位程度。)
271点~300点になんと70名います。
そこが一番受験生の多い層となります。
300点取っていると偏差値が55.3になり、可能圏になります。
私が足高へのGOサインを出すのは偏差値56.0以上になります。
それ以降は、些細なミスで一気に抜かれてしまいます。
普段の模試で、入試直前2回の平均偏差値が56.0以上のであれば受験してください。
それ以下は、不合格のリスクがあるので慎重に検討してください。
入試本番の最低点は私の予想では295点~300点程度と予想します。
ネットで見ていると合格に330点とか340点必要みたいなデータも見かけましたけど、ありえません。申し訳ないですが受験素人の意見でしょう。
最低点の話をしていますからね、入試可能圏の話ではありません。
むしろ330点あれば、下野模試ならば80位です。
※私の塾は高校入試専門塾ではない為、多くの高校生が通塾しており、実際の成績開示データを見ることが出来ます。
ここ数年間を見ても330点以上が合格最低点という事は100%ありえません。
ゴリゴリのデータ&統計で客観的な進路指導マニアからの報告でした。
次回の10月下野模試の細かいデータも最速でお知らせします。
将来的に足利高校から国立大学を目指したいというのであれば上位50位前後にいられるように勉強を続けてください。
2024年春に足利高校から、一般入試で国立大学へ進学した生徒さんの人数は58名です。
今回の下野模試でいうと340点が目安です。
偏差値で言うと60です。
偏差値60に届かない状態で足利高校に滑り込んだ場合、国立大学進学は普通にやっている限り厳しいものになります。
しっかりと高1から大学受験に備えて勉強をすることが必須です。
偏差値50台での合格、かつ、国立大学進学を希望される場合
部活を何も考えずに「楽しそう♪」という理由だけで選ばないように注意してください。
小さい頃から、ずっとやってきたというだけで考えなしに部活に入る事もしないでください。
プロになるなら構いませんけど。
国立大学を本当の意味で目指すなら、
スタート時点でビハインドがあると認識し、すぐに勉強を開始する必要があります。
しかしながら、高2の3学期に実施される共通テスト模試で400点台前半を取ってしまい、そこからやっと「そろそろ大学受験を始めるぞ!」と思い始める足利高校生も少なくありません。自称進学校と言われる高校はそんな感じです。
しかし、そうなると国立大学はほぼ無理です。(単刀直入で申し訳ありません。)
偏差値50台で足利高校へ入学→部活で青春を謳歌→初の共通テスト模試で足高平均点→厳しいと思っても部活は楽しいので辞めれない。→高3の7月に部活が終わって、どこかの塾に面談に行く→国立はこの点数からは無理ですと言われる。
今まで自由に過ごしてきた代償として、もう国立は無理なのに全科目バランスよく勉強する。
結局私立では3科目しか使わない。
なかなか厳しいんです。
まだみんなは大学受験を経験したことがないので、好きな事を好き放題やっていても、自分にだけは奇跡が起こる、ミラクルが起こると思いがちですが、
大学受験は、ほんっとにそんな簡単にはいきません。
100点UPをさせるのに壮絶な努力が必要なんです。
早め早めの意識付け&対策をしてくださいね。
特に足利高校を目指そうという生徒さん!
高校入試を目標としないでください、真の勝負は大学受験です。
高校受験の勢いをなくすことなく、そのまま突っ走ってくださいね。