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◇本塁打で家族に恩返し--帝京・島田直人一塁手(2年)
打席に立つと、スタンドから「アフリカン・シンフォニー」の演奏が流れる。帝京高野球部内で歴代強打者のテーマとして受け継がれてきた曲だ。昨年の秋季都大会で2本塁打を放った長距離砲。新チーム結成後は最多の12打点を挙げ、勝負強さも兼ね備える。
部室のロッカーに大切にしまっている「お守り」がある。昨夏までに骨折などの大けがや病気が4度と災難続きだった。だが、心配して下宿を訪ねた母三千子さん(44)に、身代わり地蔵をふいたタオルとお札をもらってからは、ぴたりとけがをしなくなった。支えてくれる家族に感謝し、「甲子園で試合を決める本塁打を打って恩返しする」と誓う。
将来は警察官志望。厳しい訓練を乗り越える白バイ隊員の姿にあこがれ、「警視庁の野球部で都市対抗を目指そうかな」とも思っている。【小泉大士】
◇涙もろいスラッガー--日大三・佐野友彦一塁手(2年)
快音とともに硬球がピンポン球のように飛んでいく。184センチ、90キロの屈強な肉体が、チーム一の飛距離を生み出す。
外見とは裏腹に、涙もろい一面がある。センバツ出場が決まり、沸き上がるナインの中で一人、目を真っ赤にした。「これはうれし涙」。昨年10月、ほおを伝った悔し涙を思い出した。
秋季都大会の準々決勝、早実との一戦。平凡な一塁ゴロをトンネルした。ベンチに戻ると、悔しさと情けなさで涙をこらえられなかった。「泣いてちゃ球が見えないだろ」。小倉全由(まさよし)監督に交代を告げられた。
しばらく引きずったが、ノックを繰り返し浴びることで乗り越えた。涙もろいスラッガーは、課題だった精神面でも一皮むけた。「甲子園では、きっとうれし涙」。そう信じてバットを振る。【伊澤拓也】
2月27日朝刊
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