【メジャーリーグ】腐敗の種は尽きない… | どらほ〜!中日ドラゴンズ!

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 大リーグで外国人選手の占める割合は30%近い。中でもドミニカ共和国出身選手は80人を超え国別最多だ。カリブ海のイスパニョーラ島の東半分を占める小国、大地震災害と戦っている島の西半分のハイチは一人も大リーガーがいないのだから、何とも不思議である。

 だが、そんな大リーグ人材供給国であるがために問題を抱えた。大リーグ球団の勝手気ままな若手選手獲得合戦に翻弄(ほんろう)されているのである。最大の問題は「ブスコン」と呼ばれるブローカーだ。選手の年齢を偽る、筋肉増強剤を与える、とやりたい放題。ブスコンばかりか大リーグ球団幹部による契約金の一部抜き取り事件も起こった。大リーグ機構もよその国のこと、と済ませていられなくなった。16歳以下の少年選手との契約は法律に違反する。現に数球団が年齢の水増しに引っかかった。

 そこで進められているのが指紋登録による選手管理だ。大リーグ球団がドミニカ共和国で運営している30を超える野球学校(アカデミー)の少年選手の指紋を取り、戸籍とともにそれぞれのアカデミーに設置したコンピューターネットで管理しようという計画。これで戸籍に記された本人と確認できる。実は、機構はDNA管理を検討していた。これをニューヨーク・タイムズ紙がすっぱ抜き、「遺伝的な病気などプライバシーにかかわる情報のほとんどが分かってしまう。とんでもない人権侵害」と非難された。代案として「指紋」となったらしい。

 では、指紋ならば人権侵害にならないのか。タイムズ紙は法医学の大学教授の意見を紹介していた。「指紋はDNAほどプライバシー問題にはならないが、ドミニカ共和国の人たちに大リーグは差別的であるとみられかねない」と言うのだ。「19世紀、インドを植民地支配していた英国が、現地人は信用できないと指紋によって管理していた例があるから」と。

 外国人に対するこうしたデータ管理はFBI(連邦捜査局)などがやっているらしいが、野球がここまでしなければ公正さが保てないとは…。お金になるところ、腐敗の種は尽きないというべきか。(球)



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000037-san-spo

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