当然良いサイトを制作してもらいたい、制作してくれることが当たり前だと思いますよね。
高い費用を支払っているのだから、良いサイトができて当たり前だと。。
私もウェブコンサルタントとして、様々なウェブサイトを受注させて頂き、
社内制作させて頂いてきましたが、当然すべてのクライアントのサイトを良いサイトに
仕上げていくようにディレクターに叱咤激励してきました。
しかし、どうしてもサイトの良し悪しは発生してしまいます。
※あくまで私の見解として、修正指示していきました。
どんなに力を入れるように指示・共有しても、なんか違う…
逆に指示が薄かったかな…と思って不安視していると、
素晴らしい出来栄えで出来てくる。
この違いはなんなんだろうか…と考えたこともありましたが、
イマイチ分からないままでした。。。

時は経ち、現在、私はディレクター教育と仕組み構築をメイン業務としているのですが、
管理の一環として、担当ディレクター達の制作案件全般の進捗管理とお客様先に同行することも
行ってます。
そんな中、先日あるウェブディレクター(無口なシャイガイ)とお客様先に同行訪問した
帰りの出来事で、良いサイトができるコツを知ることになったのです。
そのディレクターは、感情を表に出すタイプではなく、
若い割に落ち着いて淡々と仕事をするタイプです。
ある意味、無表情・無感情に見えるので損するタイプなのですが、
不平不満を言わずにする丁寧な仕事ぶりは将来を期待させるものです。
その日のクライアントは、セールスプロモーション系の会社さんでした。
制作の中段階(デザイン案の確認)で、工場見学(撮影)を兼ねて、
クライアント先に訪問しました。
そのクライアントの窓口は社長自ら対応して頂いており、
ブランディングも兼ねてなので、かなり力を入れて頂いています。
デザイン案の打合せだったので、上手く進むか懸念していたのですが、
そのディレクターの準備段取りがよく、社長も快く一発で了承して頂いたのです。
また他ページの構成案の提案をする際も先方への素材や原稿依頼についても、
先方に丸投げするのではなく、こちらで用意できるところまでを準備し、
その内容をチェック・修正して頂く流れを組んでいました。
実は社長も決算期にてご多忙の中、
素材の準備や確認事項に不安をお持ちだったのです。
この段取りには、社長も喜んで頂き、お褒めの言葉を頂きました。
またこのクライントは、社員教育もしっかりされており、
スタッフさんの対応や働く姿は、見ているこちらが、
ああ、いい会社さんだなぁと勝手に思ってしまう感じでした。
最後に社長自ら我々を駅まで車で送って頂き、更に感謝感激でした。
と、いう流れの中での電車でのウェブディレクターと私の会話です。
私: 『いい会社さん、いい社長さんだったね。』
ウェブディレクター: 『そうですね』
私: 『いいサイトを作らなきゃな』
ウェブディレクター: 『はい、もちろんです』
ウェブディレクター: 『でも不思議ですね、いいお客様はいいサイトに
してあげたいって純粋に思いますね』
無感情で仕事していたと思っていた彼も感情的な一面もあったのです。
振り返ってみると、いいなと思っているサイトは構築時に
ディレクターも楽しみながら、言われなくても自ら調査し、
より良くしていこうという姿勢があったのです。
前回の記事でも書きましたが、
ヤラサレテいる感で仕事をしても良いサイトにはなりません。
仕事として受託しているので、良いサイトを構築したいという気持ちは
皆もっていますが、いつの間にかヤラサレテいる感になっているならば
良いサイトにはならないのです。
良いウェブサイトを構築する一番の方法。
それは、制作者をノセルことだったのです。
もちろん、管理者として、気分で仕事をさせる気は毛頭ありません。
しかし、制作者も人です。
褒められると喜ぶし、怒られると凹みます。
ちょっとしたことで、反応してあげるだけでも
モチベーションは変わるのです。
今後もし、ウェブ販促を外注する際には、
ウェブディレクターやデザイナーなどの制作者に反応してあげましょう。
それが、結果的に良いサイト構築の方法になるのです。
それでは、次回のウェブ販促のギャップな人々をお楽しみに。