胸に圧迫感を感じる！原因は？

慢性的に胸が苦しいと感じる状態が続く病気として
挙げられるものには、心臓と肺に関係するものなどがあります。

心臓や肺に問題があると、
脳や臓器、筋肉に必要な酸素を十分に送れなくなり
息切れや胸苦しさを感じるようになります。

心臓に関係する代表的なものとしては、心不全があります。

心不全は病名というよりも病態を示す言葉で、
心不全の原因としては以下のような病気があります。

不整脈
洞機能不全、頻拍症、心房細動

心臓への過剰な負荷
高血圧、弁膜症など

心筋への障害
心筋梗塞、心筋症、心筋炎

慢性的な低酸素
貧血、慢性肺疾患

代謝異常
甲状腺機能亢進症、低下症

心不全の症状として、
動悸や息切れ、呼吸困難、むくみがあります。

最初は階段や坂道を上る時に動悸や息切れが起きる程度ですが、
症状が進行すると、平地を歩いても息苦しくなります。

その他の考えられる病気として、
胸膜炎、ＣＯＤＰ、気管支炎、肺炎などがあります。

また、ストレスや不眠などが原因で起こる
自律神経失調症や心臓神経症、不安神経症などの可能性もあります。

胸痛の原因は様々なので、自己判断せず
内科や循環器科、心療内科を受診しましょう。