特徴的な症状
《水泡状発疹》 《熱がある》
水痘ウィルスによる全身感染症で、症状は、
微熱と、全身の皮膚や粘膜の水疱です。
感染力が強く、ステロイド剤や抗がん剤
で免疫力が落ちている子どもに感染すると、
命取りになることがあります。
水疱は頭皮や口の中にもでき、痛くて食事が
できなくなることもありますが、痛みよりもかゆみが強く、
かきこわすと、二次的に細菌感染がおこることがあります。
水疱は自然につぶれ、数日でかさぶたになり治癒します。
対処・対応
発疹をかきこわすと、そこから細菌が入って
悪化することもあるので、爪を短く切り手を
清潔に保ち、かゆみが強いときには、
軟膏を塗るほか、患部を冷たいタイルで
冷やすとかゆみが鎮まります。
家のなかでおとなしく過ごさせ、保育園・幼稚園
には医師の許可が出てからにしましょう。
のど、口内が痛くて食事をとれないときは、
口あたりのよい豆腐、アイスクリーム、
ゼリーなどを与えてみて、それでも食べないときは、
脱水症状を避けるために水分を少量ずつ与える。
お風呂にいれてもかまわない。