事業をしていると、サービスを続けることばかりに気を取られてしまい、自分の考えや想いばかりに縛られてしまっているな、と気がつくことがあります。

結局、誰のためのサービスなんだ?という答えは明白で、つまりは「それを求めているお客様のため」ということに決まっています。逆にそうでない事業は、社会に貢献していなかったり、自分や身内以外の誰の役にもたっていないものと言えるのではないでしょうか?
別に利益があるなしの話をしているのではなく、サービスの提供側と顧客側のスタンスの話をしています。

では自分がどんなときに「サービスはお客様のためのもの」と気がつくかといえば、例えば、お渡ししたホームページのデザインが、その後オーナーさん自身の更新で着々と形を変えてゆく様を見たときだったりします。中にはトータルデザイン的には「まるで別物」と呼べる段階まで更新をしてしまったホームページのオーナーさんもいらっしゃいます。でもここで「ああ、それで正解なのだ」と思うわけです。

BEEはあえて、オーナーさん自身が更新できるホームページとしてデザインを制作し、それをお渡ししています。お渡ししたデザインは完成形ではありませんし、そう思ってお作りすることはありません。

どんな形であれ、BEEの手を離れた後に、お客様のサービスに寄り添いながらもっともっと熟成してゆけるホームページであること。そんな願いを込めて一品一品お作りしています。