時間の記録であぶり出し

前回は、ドラッガーの時間管理のコンセプトとして

・強味を活かす
・重要なことに集中
・貢献

を上げ時間管理のステップとして

ＳＴＥＰ１：時間の記録
ＳＴＥＰ２：時間を整理
ＳＴＥＰ３：時間をまとめる

を紹介しました。

今回は、時間管理の各ステップを説明します。

ＳＴＥＰ1：時間の記録

時間を記録することは、個人が自分の自由に使える時間を増やす
第一ステップになります。

ここでのポイントは記録をリアルに記入することです。

一日の仕事が終わった時にまとめて記入すれば良いという人が
居ますが、この方法は行わないでください。

理由は、”記憶はあてにならない（不正確）”と
”都合の良いように書き変える”からです。

特に時間管理がうまくできていない人ほど、現実逃避のつじつま
あわせをするため正確な時間の使われ方を把握できません。

リアルに記録した時間と自分が思っていた時間、つまり想像と現実
の時間があまりに違っているので多くの人は驚きます。

特にメール作成、チェックの時間が多いのに気付いてない人が
多いです。

リアルに記録することで、何を時短すれば良いかが浮き上がり
時短につながるアイデアや事例を調べ実行することで効果を
出すことができます。

次回は”時間を整理する”ということで時短の方法そのものを
紹介します。