前編↓も踏まえて、後編もご一緒いただけると嬉しいです。
https://ameblo.jp/webhappy104/entry-12850361400.html
お題です。
「今後、あなたがWebライティングに関して特にスキルアップしたい内容と、それを表現するためにどうすれば良いかについて書いてください。」
(1)スキルアップの内容
(2)表現するには
を文章中に反映することを前提として後編もお伝えします。
第40回検定のミニ論文では、文法や言葉の表現などで減点されている方はほとんどいませんでした。
減点となった部分の特徴としては以下の2つが主でした。
A(2)を実現するための内容をたくさん挙げただけ
B(1)のスキルアップ内容がWebライティングとは無関係
Aについて、書きたい内容数が多くなりすぎて、項目として挙げた「だけ」なってしまった方が多かったです。
「検索ワードを意識し、正確な情報を得る努力をし、これまでの名コピー・名文に接します。」
このように書かれていた場合、(2)の記述がこの一文だったとしても間違いではないので、単独では減点対象にしません。あくまでも(1)との兼ね合いでの減点の検討になります。
(1)がかなりの長文になり、そのため(2)にさける字数が減った場合がほとんどでした。
・本来字数を割いて書いてほしい(2)に、いかにスペース(字数)を取っておくか
・そのために(1)をいかにスッキリさせつつ読み進めたいと思ってもらうか
これは検定でなかったとしても、決められた字数がある中ではとても大切です。
Bにおけるスキルアップしたい内容がWebライティングとは関係のない、
「仕事での目標」
「人生の課題」
「対人スキルや『こなす』力」
などを書かれている方がいました。
このブログでは何度かお伝えしていますが…
文章作成の目的(またはキーワード)がズレてしまうのは、Web上の文章として適切でしょうか。
あくまでも「Webライティング」の検定であり、「Webライティングに関して」と問題にも書かれています。
仕事での目標から、Webライティングをどのように行っていくかへと落とし込めていれば、それこそオリジナリティあふれる文章となりますが、字数の関係かそこまで到達できずに終わっていたのは残念でした。
また、何人かの方が書いていて、とても気になった(1)の表現としては、
「自分の記事を多くの人に読んでほしい」
というものです。
これは問いに答えているでしょうか。
これは応援したい目標であり、スキルアップしたい内容が別に書かれていないと回答とは言えないと思いました。
この後に、「SEO」「日本語」「コピーライティング」などのスキルを身に着けたい、が書かれていなければ回答として成立しないと思います。
残念ながら、適切な回答ではないと判断して減点となります。
ミニ論文の文章を拝読して機械的に採点することは非常に難しいです。
採点基準を考えていても、基準を度外視する「魅力的すぎる」文章を書かれる方もいるのです。第40回検定のミニ論文では、魅力的な文章がたくさんありました。
しかし、全員の方が満点だったわけではありません。
問いに答える「『Webライティングの基礎』に則った文章」ではなかったと判断した結果です。
Webライティングを用いた文章を作成する際には、「読んでもらうためのもの」「読者の目的にかなった文章」を心がけていただけるとさらに良くなると思います。
ぜひ今一度、テキストの第2章を読み返していただけると嬉しいです。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
間もなく第41回検定申込締切です!
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