前回紹介した方法で炊いた発芽玄米 !

自分で言うのもなんですが本当に美味しいですキラキラ
このブログを立ち上げた2016年9月、プロフィールの「1ヶ月毎日食べるとしたら」欄に私は「玄米」と書きました。正しい手順を踏んで炊いた玄米は、本当に美味しいと今でも思います!
 
だけど…えーん
私は11月中旬で玄米をやめました。
その理由を書いておきます。
 
 

治らなかった頭痛

初めて玄米を注文した直後はザッと洗って圧力鍋ですぐに炊いてしまいましたが、そのあとは様々な方法を試みました。
芽が2mm以上出るのを待って36時間水に浸した玄米も炊きましたし(く、く…臭かったぁ…笑い泣き)、密封容器に37度の水を入れて発芽を促したり、イースト菌を入れて発芽させたり、4時間、8時間、12時間、16時間、20時間それぞれ試しました。
お米自体も、最初に購入した無農薬玄米の後に無農薬&天日干しの玄米も購入して試しました。
そんなに頑張れたのは単純に、私が本気で玄米が好きだからです。
 
けれど、どの方法を試してみても。
残念ながら玄米を食べた1時間後くらいに始まる頭痛は変わりませんでした。
特に私の場合、朝より昼に玄米を食べたときの方が顕著に頭痛がありました。
 
 

家族間に風邪が蔓延

わが家で玄米(もしくは玄米粉)を食べていた期間は、2016年9月末から11月中旬までの約1ヶ月半です。
その間に家族全員が風邪をひいてダウンする期間が2回もありました。
もちろん風邪菌はどこにでも存在するし、幼稚園や小学校、通勤中の電車など感染源からは免れられません。ただ、まだ真冬に突入する前の10月前後、家族全員が体調を崩し、さらになかなか治らなかったことに少なからず違和感を感じました。
私個人に関しては、咳き込みと微熱がそれぞれ1週間以上続き、子どもを出産してから低体温が治って風邪をひく機会が減っていたので、1ヶ月間に2度も風邪をひくのは腑に落ちない一件でした。
 
 

笑えない手荒れ

もともと肌が弱いので手荒れや肌荒れに困ったことは過去に何度もあります。
足裏踵もガサガサで、子どもたちに「ママかわいそう…大泣きうさぎ」と言われています。
 
それにしても!!
玄米を食べ始めた2週間後…
あまりにヒドイ自分の指先が悲しくなって、思わず写真を撮りました。
まだ10月半ば…さすがにスーパーで代金を支払うときですら恥ずかしさを覚える手荒れ状態でした。
 
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写真でどの程度伝わるか分かりませんが…
ハンドクリームを塗っても弾いてしまうほどのガサガサ状態で、衣服に触れると衣服が毛羽立ち、ジャガイモやゴボウに触れるとひび割れ箇所に土が入り込んで3〜4日落ちません。
 
比較するほど変わっていないのが悲しいですが…ゲッソリ
玄米をやめて約1ヶ月たった昨日、撮影した指先です。
(撮影場所が違ったみたいで色味が違いますが…タラー
ハンドクリーム、ハンドソープ、食器用洗剤、シャンプーリンスなどは何も変えていません。
 
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今でも堂々と人前に出せる手ではないですえーん
でも11月に比べれば!!
手荒れ、マシになりました〜!(手触りとか)
 
 

日本国旗 玄米の発芽率

上記に加えて子どもたちに湿疹が出たりしていたので、玄米に対する不安は日に日に大きくなっていきました。
なにか理由があるはずだと探している中で、玄米には発芽率というものがあることを知りました。
 
収穫したばかりの籾(もみ)は水分量が多いので、多くの籾(収穫量の約9割)は乾燥機にかけられるそうです。
 
この高熱処理によって、
 
  • 人工乾燥した玄米は0〜70%しか発芽しない
  • 発芽時間も天日干しの玄米より1.5倍の時間がかかる
  • 発芽揃いが悪い
  • 浸水させても発芽しないということはアブシジン酸を除去することはできない
 
といった記述を見かけました。
 
インターネットの記事を鵜呑みにするのは嫌だったので、玄米の発芽率を検証してみました。
 
「天日干しの玄米」と「乾燥機の玄米」
それぞれを水に浸した発芽の記録を次回アップします!
 
 

日本国旗 収穫後の流れ

参考までに、稲を収穫してから袋詰めされるまでの流れをまとめておきます。
 
  稲刈り

9月下旬から10月頃、稲刈りが行われます。葉や茎の部分(ワラ)を取り除いて、稲穂(実)だけを収穫します。
 
 
  乾燥(天日干しの場合)

籾(もみ)を収穫し、籾の状態のまま乾燥させます。籾は通常20%前後の水分をもっていますが、15%程度にまで乾燥させます。
天日干し天気に左右され、雨が降ったら最初から やり直しになります。また束ねてあるので日の光が全体にまんべんなく当たらず、 ムラができます。ムラにならないように手動で稲の束を動かさなければならなかったりします。
 
  乾燥(乾燥機を使用する場合)

収穫したばかりの籾(もみ)は水分量が多いので、乾燥機に入れてゆっくりと乾燥させます。このとき急いで乾燥させるとお米にひびが入って味が落ちてしまうので水分量が15~16%になるように注意して乾燥させます。

最近の乾燥機はずいぶん高性能であると共に、天日乾燥に近くなるような工夫がされています。遠赤外線を使い、中から穏やかに乾燥させ、理想的な水分含有量15%を正確にだすことが出来るそうです。

 
  籾摺り(もみすり)

乾燥後に、籾摺り機(もみすりき)という機械を使って、籾殻(表皮)と玄米(中身)に分けていきます。こうして出来上がったのが玄米です。
 
 
  選別

もみ殻や砂粒などを取り除き、ふるいにかけ、標準以上の大きさの玄米を選び出します。
 
  精米

玄米の胚芽と糠(ぬか)層を削り取り、白米(精白米)にする作業です。
 
「精米」は、糠層を取り除いていくにしたがって、玄米→三分づき米→五分づき米→七分づき米→胚芽米→白米となっていきます。
 
精選(せいせん)

精白後の米をさらに選別して、一部が黒くなってしまった粒や選別で取りきれなかった雑草の実などの異物を取り除きます。
 
  計量・袋づめ
 
選別された白米は計量され、袋詰めされて出荷を待ちます。現在では、選別から計量、袋詰まで一貫した作業が出来る「自動選別計量機」(選別自動計量機ともいう)というものもあります。


 
※ 地域や農家によっても違いますが、現在ではライスセンターという施設でこれらの作業をまとめて行うことも多いようです。