2016年10月24日から1週間、2種類の玄米を水に浸して、本当に発芽するのかを検証してみました。
ただブログにまだ不慣れな頃で、撮影した写真が…
改めて見ると「検証」とは程遠いものでした


もう1度やり直そうかとも思いましたが、とりあえず記録としてアップしておきます。
写真は観察した証拠って感じです 

2016年10月24日(月)PM 20:50
どちらも36度の水に浸しました。
条件を同じにするため、外側の鍋に蓋をしてキッチンに放置しました。
2016年10月25日(火)AM 3:20
浸水から6時間半後。
水温が20.8℃に下がっていました。鍋の蓋を開けたときに少し香ばしい香りがしました。
まだ双方に違いはありません。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月25日(火)PM 13:20
水温は19.9℃に下がっていました。
双方に違いは見られませんが、米の色が水に浸す前と比べて透き通ってきました。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月25日(火)PM 20:50
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
浸水から1日経過(24時間後)
水温は20.8℃に下がっていました。
自然乾燥の玄米(マイセン)は1mm程度の小さな芽が目視できる状態になりました。
人工乾燥の玄米(茨城産)はまだ芽が出ません。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月26日(水)AM 4:30
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
浸水から1日と7時間40分経過。
水温は20.2℃に下がっていました。
自然乾燥の玄米(マイセン)からは飽和給水に伴う臭いが出はじめました。
人工乾燥の玄米(茨城産)も小さな芽が出てきました。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月26日(水)PM 13:20
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
浸水から1日と16時間30分経過。
水温は21.7℃に下がっていました。
自然乾燥の玄米(マイセン)はほぼ発芽状態です。
人工乾燥の玄米(茨城産)にも小さな芽がたくさん出ています。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月26日(水)PM 20:50
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
浸水から2日経過(48時間後)
水温は23.5℃で高めです。水温は室温とほぼ同じになるようです。
自然乾燥の玄米(マイセン)は9割以上が発芽状態です。
人工乾燥の玄米(茨城産)も8割くらいは発芽しています。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月27日(木)AM 5:20
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
浸水から2日と9時間が経過(57時間後)
水温は23.3℃です。
自然乾燥の玄米(マイセン)はほぼ発芽し、芽が2mm以上伸びています。
人工乾燥の玄米(茨城産)も8割以上発芽していますが、芽が小さめです。
水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月28日(金)AM 8:50
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
浸水から3日と12時間が経過(100時間後)
水温は22.1℃です。
自然乾燥の玄米(マイセン)は芽が5mm〜1cm 伸びています。
人工乾燥の玄米(茨城産)も芽が2mm〜6mm出ています。
ただしどちらの玄米にも、全く発芽していないお米がありました。(2段目)
ちなみにそれぞれの玄米は2日目以降、こんな感じで水に浸していました。
(左)人工乾燥の玄米 (右)自然乾燥の玄米
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これ以降は自然乾燥の玄米(マイセン)のみ、浸水を続けました。水を取り替え、再び36度の水に浸します。
2016年10月29日(土)PM 20:50
2016年10月31日(土)AM 6:20
浸水から6日と9時間半が経過しました。
自然乾燥の玄米(マイセン)を並べてみました。
100粒ある玄米の中で15粒は芽が出ていません。
また発芽している玄米芽の長さに差があることがわかりました。
でも
2016年11月2日(月)PM 13:20
浸水から7日と16時間半が経過しました。
1週間以上たって、やっと発芽したお米が9粒ありました。
100粒ある玄米の中で芽が全く出ていないのは現在6粒です。
酸っぱい臭いが強烈になってきたので、検証はここまでで終わりにしました。
まとめ
- 「自然乾燥の玄米(マイセン)」と「人工乾燥された玄米(茨城産)」では、発芽までの時間と発芽率が異なる
- ただし「自然乾燥の玄米(マイセン)」にも、発芽しない玄米が含まれている
- 発芽しない玄米は「死んでいる米」と言われ、アブシジン酸を無毒化することができない!! (私の頭痛の原因はこれだと思われます)
- 発芽までに時間のかかる玄米も、通常の浸水時間では未発芽のまま炊かれている可能性が高い