今日は、7月25日行われた東アジアカップの第2戦、オーストラリア戦の感想を書きたいと思います。


東アジアカップは、すでに第3戦の韓国戦を終えて、日本は優勝合格日本代表の選手たちも帰国して、次のJリーグ戦は、明日にもある7月30日になってしまい、今さらオーストラリア戦の感想を書くのも、遅すぎると思います。シラー


しかしこのオーストラリア戦は、1回戦の中国戦に感じた不満を一掃してくれた、見ていて楽しい試合だったので、今後の日本代表に参加するメンバーがいる可能性も考えるとぜひ、書いておきたいと思いました。


まず、試合結果ですが、3対2で日本の勝利クラッカー


5対0や4対0ではなく、2点も失点していることは、非常に残念な試合だったのですが、この試合に関しての失点は、攻撃的に行くという気持ちが日本代表に現れていたので、ある意味すがすがしい若さべーっだ!として感じられ、見ていて楽しい試合でした。


やはり、サッカーの楽しさは、引きこもってボールはじき返すだけの守備的な戦術よりも、相手ボールを組織的に追い回して、前へ、前へ、ボールを運んでいく展開力を見るのが楽しいのだなと再認識させてもらいました。ドキドキ


さて、このオーストラリア戦のスターティングメンバーですが、前回の中国戦から酢たティングメンバー全員を入れ替えるという驚きの戦術でした。日程がハードスケジュールであることを考えると、当然の結果だと思うのですが、途中交代が何人も出来るテストマッチではない公式試合で、これだけスタメンを入れ替えたのは、過去初めてのことなのではないでしょうか。


果たしてテスト優先だったのか、オーストラリア戦は捨てていたのか、ザッケローニ監督の意図はわからないなと思っていたら、実はこのオーストラリア戦のメンバーのほうが、前回の中国戦のメンバーよりも、はるかに面白いサッカーを魅せてくれていたというところが、また驚きでした。


もちろん日本戦の前半のコンディションがよかった中国代表と、前半からまったく走りもせず、ボールをまわすだけに終わったオーストラリア代表を比べると、1戦目と2戦目の日本代表の実力を測るのは、難しいと思います。えっ

ただ見ていてどちらの試合が面白かったかといえば、やはりオーストラリア戦が面白かったです。


オーストラリア戦の前半の日本代表は、とにかくザッケローニ監督の戦術を忠実に再現しようとディフェンスラインを高く、中盤をコンパクトにして戦っていました。


オーストラリアが、いつものように前線にロングボールを蹴ってくるようなサッカーではなく、中盤からボールをじっくりとまわしてチャンスを狙うような戦術を取ってきていたので、日本が戦いやすかったという点もあるかと思いますが、高橋秀人選手を中心にした中盤の攻勢は、すごく効果的だったと思います。


ザッケローニ監督のチームで積極的に起用されてこなかったこの日のキャプテンであった高橋選手は、やはり賢い選手で、攻守の効果的な場面に顔を出せるタイプの選手で、派手さはなくても改めてよい選手なんだなと感じました。


もう一人のボランチに参加した、扇原貴宏選手は、オリンピックでその存在感を十分に示した好きなタイプの選手ですが、この試合でも中盤の底、ディフェンスラインが高い位置にあったので、ほとんど最終ラインからの縦への正確なパスは、非凡さを感じさせました。


この日は、扇原選手だけではなく、ディフェンスラインの選手から意図的に長い中盤への縦パスが、面白いように通ったことが、日本の攻撃を活性化していたと思います。


惜しむべくは、サイドからの攻撃でもう少し相手を引き付けてその裏を狙うような効果的な連動がたくさん見られていたらもっと得点チャンスが広がったと思いますが、この日は、サイドからの攻撃と言うよりも中央でのボール保持率が圧倒的だったことが、それまでの試合とまったく違う感覚を与えくれていました。


その理由にもなったのが、2得点をした大迫勇也選手だったと思います。最初豊田陽平選手とコンビを組んでFWが横並びになるツートップの戦術かと思ったのですが、大迫選手が下がってポストプレーをする場面が多く、豊田選手と意図的に縦の関係を狙っていたと思います。


今まで日本代表で、ボールをキチンと保持できる本田選手が日本のサイド攻撃の活性化を担っていましたが、その役目を大迫選手が担当するとタイプがぜんぜん違うので、日本の攻撃にスピード感があったと思います。


豊田選手もポストプレーは、上手くこの2名が中盤からの縦パスにきちんとしたターゲットになることで、左右の齋藤学選手と山田大記選手がそれぞれの個性を活かすことができたという面白い展開でした。


齋藤選手は、キレキレのドリブルを武器にして、山田選手は、トリッキーなテクニックと見ていて楽しいスキルを持っているので、日本の攻撃が活性化していました。


特に齋藤選手のペナルティエリアギリギリの所での内側に切れ込んでいくドリブル後の、狙い済ましたシュートは、ビューティフルゴールだったと思います。合格


その後の大迫選手の1点を追加して、2点をリードしながらまたもやディフェンスラインのミスによりあっという間に2失点してしまったことは、急造チームさながらのドタバタ感を感じさせました。むっ


しかしそのすぐあとに、もう一点をすぐに取り返したのが試合を決めたと思います。


この取替えしたメンバーが、1戦目もよいパフォーマンスを見せた、工藤壮人選手のポストプレーからであり、前線の3名がしっかりとボールを保持できるポストプレーがうまかったというのが、また面白い結果を生み出してくれたと思います。ラブラブ!


この日の試合でポストプレーをキチンと高い位置で行って見方の攻撃を活性化できた原因は、
サイドバックの選手も含めて、中盤にいる選手を増やして相手の守備の的を絞らせなかったことが大きかったと思います。


本田選手のようにボールをキープして、味方の攻撃参加を待つような戦術も面白いですが、やはり前線の選手がキチンとボールを納めて、サイドの選手にボールを回すような戦術も面白く、相手の守備陣に合わせて、いろいろな攻撃パターンが試せるようになると、日本代表の試合がもっともっと面白くなる感じがしました。合格


本日のキーワードは、「大事なこと」です。


お付き合いノートなんてあるんですね、SNS全盛のこの時代、確かにアナログなやり方も大事です。



なんだかこのおもちゃのCMが面白かったです。



疲れをその日のうちに取るって、大事なことですね。



絶対生活に必要なものって分けではないのですが、面白い眼鏡置きです。