それは、突然に起こりました(当たり前ですね)。

システム化の進んだ日本では、最近はまず事前に予告のない停電などほとんど起こらないという状況だとは思いますが、タイランドはまだまだです。

それでも、雨季ではないので普通は停電しませんが、当コンドミニアムは別。 おそらくは、みんなが暑い外から帰宅して、一斉にエアコンを付け始める夕刻にそれは、突然やってきます。

特に、週末の夜は何かの爆発音との思えるような音と共に、夜11時頃に停電。 でも、周りを見渡せば付近の一般住居は通常通り。 どうやらコンドミニアム自体の設備に問題があるようです。 

まっ、もともとエアコンを常時付けることはありませんし、もう時間も時間なのでそのまま寝てしまいましたので、特段支障はなかったのですが。

でも、これがまだ宵のうちだったりすると大変。 外出するにも、7階から階段を使わなければなりませんし、なにより就寝前の大事なおつとめ・・・シャワーが浴びられません(ポンプで水をくみ上げるため、ちょっと使ったらもう水がでなくなってしまいます)。

何より、心配なのは付けっぱなしのPC。 オフィスではないけれど、UPS(無停電電源装置)の購入を検討しております(笑)。

日本では、引っ越しといえば有名な業者がたくさんあり、お手軽にすますことができます。 タイランドでも、家族の多い人であれば日系の引っ越し業者が国内・国外問わず面倒を見てくれますが、お値段的にはかなり高め。

単身者が引っ越す場合は、友達の車を借りて素人衆で済ませるか、街中の至る所に広告の番号が表示されている「車貸します」に頼むのが一般的でしょう。 今回は、以前一緒に働いていたタイ人のつてで頼みましたが、引っ越し当日着いてみれば、あれなんだかどこかで見かけた顔・・・。 

それもそのはず、会社の入り口で仕事をしていたオートバイタクシーの運ちゃんでした。 タイ人にとってはこれも貴重なサイドビジネスになるのでしょうね。 ちょっと荷物の搬出・搬入に不安はあるけれど、ここはもう頼むしかありません。

ピックアップトラックに屋根をつけた車両が到着し、早速運び出し。 すべてきちんと段ボールに入れておけばよいのですが、たった30分で現地に到着してすぐに開梱することを考え、結局は軽い物は大型のゴミ袋に詰め込んで移動。 着いた先でも、すぐに不要な物、ゴミを入れられるので、引っ越しの時の見かけを気にしない方はこちらの方が便利。

よくある引っ越しにまつわる被害で、今回は物入れの扉が壊れてしまいましたが、まぁもともとなかったと思えば、それもまたよしとしましょう。

引っ越し代金は、車両のレンタル、運びやさん追加1名(合計2名)を含めて、1000B。 自分は先の腰痛を心配して、中身を教えながら指示をしたり、残った部屋の掃除をしたりする程度。 力仕事はすべてお二人にお任せ。 このくらいの金額で気軽に引っ越しができるので、また今度も!。あっ、そういえばもう次はありませんね(笑)。 いや、ないはず・・・。

「塵も積もれば山となる」、比喩ではありませんバンコクでは現実です。

今、通勤するために乗り合いバス(外国人なのに、とってもローカルですねー)を利用するのですが、このバス停はソイ(小道)の入り口にあります。 ソイの入り口までは距離にして500m程はあるのですが、自家用車で通勤する以外の人たちはたいていコンドミニアムの入り口に待機しているモトサイ(バイクタクシー)を利用しています。

こちら、モトサイは1回10B。 そこまで財布が心許ないわけではないですが、やはり毎日となるとばかばかしいので、実は自転車でソイまで行っているんです。外国人がソイの中を自転車で走るとは・・、現状を知っている方からすると「よくそこまで・・・」と言われてしまいそうです。

ソイの入り口は大通りに面しており、バスに乗る前に通りの電柱などにチェーンで鍵をかけて出かけます。 夕方帰宅時に、同じく自転車に乗ってコンドミニアムまで戻ることになります。 つまりは、日中は通り沿いに置きっぱなしの状態。

もう、慣れてしまったのですが、たったの1日だけで、指でツーっと線がかけてしまうように自転車のサドル部分に塵(排気ガスの粉塵?)がつもっているんですね。 これを見たときは、少しでもお金に余裕のある人たちが自家用車で通勤したくなるわけが分かります。 こんなものを毎日吸っていたら、そりゃ肺ガンになってもおかしくはありません。

そういえば、最近のどが荒れやすく、痰もよく出るように・・・。 早く、車通勤ができるような環境を整えなければなりません。 そのためには、やはり転職か!?

今日、本社の人事担当者から連絡があり、新しい待遇についてその処理の進め方などの指示が入りました。 もちろん、顔見知りではありますが、至極淡々と余計な言葉を加えずに連絡事項のみ。

いやぁ、いざとなると会社というのはここまで冷徹に事を進めるのでしょうか? まぁ、会社は会社自身を守るために内外と戦っていかなければなりませんから、しょうがありませんね。 ただ、個人もまた同様で、会社にいくら尽くしても、それに会社が応えてくれるわけではありません。 今までのように終身雇用ならばそれも通用したのでしょうが・・・。

ここは、自分も冷静に考えて、会社という環境要因を外して、自分がどう生きていったらよいのかを考えなければなりません。 当面、解雇というようなことではないにしても、やはり転職活動を開始せざるを得なくなりました。

はぁ、腰を据えて仕事をする環境を早く整えねば。もうXX歳だし。

先週、日本の本社から社長が出張に来て、その中で懸案になっていた今回のリストラについて話がありました。

現況の説明や、今後の事業方針について懇々と説明はしてくれたのですが、ふたを開けてみれば、現行週5日勤務を1日減らし4日間に、仕事の内容は従来通り(というか退職した社員の分もかぶるので、それ以上)、給料は実質4割カット。

確かに、日本を含め世界経済の状況が厳しいことは十分に知っていますが、もともと製造業ではなくあまり世の中の景気に大きく左右されないはずの業種。 しかも、今回のリストラ策で影響を被ったのは実質自分だけ(これって、人柱?)。 不思議なことに、同様に事業開発を担当している外部コンサルティング業者の委託料には手を付けず。

自分の理解では、外部の業者に先に手を付けても、いわゆる正社員への影響は最後の段階と思っているのですが、どうもそういう理解は通じないようでした。 自分自身も待遇について会社側とギリギリの線で交渉をするような猛者ではなく、条件はこれで当面決定。

今すぐどうこうというわけではないけれど、こんな状況では長いスパンで今の会社と一緒に歩んでいこう・成長していこうという気にはなれないのが実際のところ。 給与が少ないからこそ、モチベーションや仕事への熱意で持ちこたえているにもかかわらず、さらにそれをそぎ落とすようにも見えるこの結果。

ものを言わない人間も、何も感じていない訳じゃないんだーーという事を、認識してもらわなければなりませんね。 まぁ、こうなっては仕方がありません。 今回の給与でも生活できないわけではないので、無期限の転職活動期間が与えられたと思って、次へのステップにしたいと考えているところ。

それにしても、つくづく思う。 この会社、海外に進出なんてしなければよかったのに。