チャールズ・ブロンソン主演の後期の作品で、「必殺マグナム」を見ました。
まず、本作品の感想から、本作品、正直、通常の作品より面白味は欠けますが、しかし、毎度のブロンソン作品に、マンネリを排除しようとお話を色々と捻ってあるのは、大変に評価できるのですが・・・・しかし、内容と言うかテンポがいまひとつ・・・・
映画の中の主人公がだらしがなく、少しくたびれた中年男の役のブロンソンですが、毎度の作品の内容に、ブロンソン自身も本当の意味でやる気がないんじゃないかな・・・それが何とも伝わるかな・・・・
ヒロインのキャスリーン・ウィルホイトも印象に残らないな・・・・
しかし、こうしてチャールズ・ブロンソンの後期の作品を見ていると、チャールズ・ブロンソンが可哀想に感じるな・・・
だって、「さらば友よ」で、アラン・ドロンや、「大脱走」「荒野の七人」で、スティーヴ・マックィーンなどと共演して、その他にも大作に出ているのに、彼の後半は、B級のアクションで、毎度どうでもいい、復讐劇の刑事モノばかり・・・
何ともね・・・・・
本作の邦題も・・・も少し考えて貰いたいかな・・・・原作が、「マーフィーの法則」か・・・・
だって、「マグナム」なんて出てこないもんな・・・・