一昨年だけジョン・カーペンターが気合を入れて作った改めての続編「ハロウィン」作ったけど、本当は、それをみる前に、一番最初の「ハロウィン」をもう一度見ておきたかったのですが、昔はVHSを持っていたんだけど、今ではなかなか見る事が出来ないので、やっとDVDを手に入れる事に成功して、今回、久しぶりに1作目の「ハロウィン」を改めて鑑賞する機会に恵まれました。
しかし、この手の作品って、今見ると「なんだ」と思わせる作品が多いですが、本作品は、勿論、突っ込み所は満載ですが、今見ても良く出来ていますね。
「ファンタズム」なんて当時見た時は、良かったけど、大人になってみると、何ともチープな作品だけど、本作品は、いまだに最後まで楽しめる。
本作品、当時、初見は、試写会で、中野サンプラザで見たんですが、本作品当時、スペースサイダー360方式と言う音響で上映され、サンプラザの音響の良さで上映されたので、その怖さも倍増され、当時、中学1年生の俺は、飛び上がるように興奮して見た事を今も覚えている。
また、本作品、公開時の配給会社が「ジョイパックフィルム」で、あまり良い劇場で公開されなかったけど、口コミの影響で大ヒット!
それに気を良くして、次の「チェンジリング」を買い付けて公開したけど、ヒットしなかった・・・・
しかし、監督のジョンカーペンターは、音楽まで作る鬼才!本作品も、きっとこの映画を撮ると決まってから音が頭の中で流れだしたんだろうね。「ニューヨーク1997」でも、いい感じでサントラを作っている。
ホラー作品もこれだけ進化すると「サスペリア」など今の人にはピンとこないんだろうけど、「悪魔のいけにえ」「ハロウィン」は今でも怖い作品として通じるのではないかな・・・・
それと、低予算のインディ映画としては、確か「ボーイズボーイズ」の大ヒットが、その後「ハロウィン」がアッという間に大ヒットして抜かれたみたい。しかし、本当にお金を掛けたらいい作品になるとは限らないと言うお手本のような作品。
ただ、この後、シリーズが全部、駄作なのが、いまひとつ気に入らないけど、もう一度、シリーズを通して見てみようと計画している。