BSで1966年度制作作品「グラン・プリ」が放映されていたので見ました。
本作品、当然ですが、私はスクリーンで見たこともなく、最初に見たのもテレビ放映でそれ以来だと思います。
1966年度制作と言うと、丁度私が生まれた年であり、私の生まれた年にこんな凄い映画が制作、公開されていたんですね・・・
まず、本作品、日本公開は1967年2月と言う事ですが、公開当時は、テアトル東京でシネラマ上映されているんですね、それを考えるのなら、本作品、当時、シネラマ上映で見てみたかったと言う後悔する程です。
映画自体3時間もあるので、強いて正直に言えば、無駄なシーンなども含まれていますが、しかし、実際、本作品の冒頭のレースシーンは、凄い迫力と見応えのある映像です。
今の時代なら、IMAX+爆音で見たいと思わせる作品、監督のジョン・フランケンハイマーって、ロイ・シャイダーの 「デス・ポイント/非情の罠」「ブラック・サンデー」「フレンチ・コネクション2」「殺し屋ハリー/華麗なる挑戦」などいい作品を作っている人、本作品も十分見応えがあります。
しかし、レースのシーンは本当にいいね、レースのシーンが良すぎるので、普通のシーンが何か物足りなさを感じるかな・・・
三船敏郎が出ていて、三船敏郎が演じる人とは、ホンダの本田宗一郎なんだろうね。