スティングレイさんから出たブルーレイ「怪奇!吸血人間スネーク」を購入見ました。
本作品、1973年度制作作品で、日本公開が1976年9月と言う事で、当時としては、「ジョーズ」のやはり便乗作品として日本では公開されたのではないかと思います。
また、私自身、本作品、初見になりますが、公開当時もこの作品が公開された事を知りませんでしたが、ブルーレイが届き、ライナーを見て、ライナーの表紙が日本の公開時のポスターの絵を見て「あっ、この作品か」と思い出した。
冒頭から言うように日本公開は、「ジョーズ」の便乗作品として公開されても、制作時は、「ジョーズ」の制作の前の作品で、決して「ジョーズ」の便乗作品としての作りではなく、結構しっかり作り込まれている作品でした。
1973年度と言う事で、特殊技術と言う面では、正直チープすぎますが、しかし、本当に内容はよく作りこまれています。
邦題が「怪奇!吸血人間スネーク」と言う感じなので、ヘビ人間が人に襲いかかるような内容を想像しがちですが、実際は「ザ・フライ」のような作品で、人が狂った科学者によってヘビ人間になっていく様を描いた作品。
しかし、本作品を見てる限り、本当に身勝手な科学者の手により普通の若者がヘビ人間にされる様はさすがに可哀想・・・
ラストも、正直に、可哀想な運命に終わるので、何とも後味の悪さがあります。
本作品、原作のタイトルが「SSSSSSS」多分、ヘビの「スースース―」とでも読めばいいのでしょうか、現代のSFXの技術で作り直した本作品を見てみたいかな・・・・
制作は、「ジョーズ」のリチャード・D・ザナックで、監督が「恐怖のエアーポート」のバーナード・L・コワルスキーなので、面白くないはずはないんだよね・・・・・
また、お約束のお色気シーンもしっかり、意外に良く出来ていたので今回見れて大変に良かった。
公開時の1976年、本作品、新宿京王地下で公開されていたので、京王地下で見ている気分で本作品に臨みました。
上がブルーレイのジャケットで、下がライナーの日本のポスターやチラシのデザイン