イギリスで制作された1959年度作品の「怪獣ゴルゴ」を見ました。
当時としては、それなりの作品だったのではないかと思うけど、円谷の特撮で育った私としては、内容にいまひとつな・・・
大人たちの欲望で、見つけた怪獣を都心に連れてきてお金儲けの果て、都心が壊されると言う設定、そこに、子供に対しての母の愛みたいな内容でしたが、円谷プロだったらもっとファンタジーに満ちた作品になるだろうな・・・
登場人物の設定も曖昧で、それぞれをしっかり使いきれていない・・・
まず、主人公のふたり、宝探しのプロで有っても、怪獣退治のプロじゃないでしょ・・・・
島の意味不明な役人は・・・何だか秘密を知っているような雰囲気が有っても、何も解明しないまま死んでしまう・・・
そして、それに使える子供の行動も意味不明・・・・・
もう少し脚本をしっかりして欲しかったかな・・・・
正直、当時の特撮だから仕方がないけど・・・・合成部分は見難い・・・