まず、この映画大変にいい意味でエネルギーを感じます。
万人が見て、分かりやすく、テンポの良く、引き込まれていける作品こそ、アカデミー賞をあげるべきかな・・・
音楽の映画だけに、大変に良いテンポでお話が進み、お話の内容も難解でない為に、本当に誰もがエキサイティングに楽しめる作品。
監督のデイミアン・チャゼルって「ラストエクソシスム」と言う駄作を撮った監督さんだよね。
この映画で汚点が返上出来たかな(笑い)
映画って作り手にとってある意味芸術なんだろうが、しかし、それが行き過ぎるのも見ている方は単純で平凡な人が多いのだから、難解に出来ても困るし、それがアカデミー賞の候補や受賞とくれば、更にチンプンカンプンになるが、本作品のように、内容が単純であり、見ている方も引き込まれたり、手の汗握ったり出来る映画こそが、料金を払って見応えが有ったと思えるものだと思うけどね。
J・K・シモンズの演技には、何もありません。お見事です。
主演のマイルズ・テラーってまだまだ新人だよね。
彼には期待しています。
また、JAZZと言うか、この手のJAZZは私的には、あまりそそられないのだが、しかし、JAZZのCDでも出してなんか聞き直したくなります。
ラストは、こちらもついついノッてきてしまうほど、演奏やソロがバッグン!
アカデミーの候補がこの時期、ぞくぞく公開されましたが、本作品がアカデミー賞をとっていれば、何の文句も無かったのにな・・・・
公開中
PS
TOHOシネマズ新宿 スクリーン7でこの映画を見てきました。
新宿の中では2番目の大きさのキャパ(約400席)の館内ですが、これが新宿プラザを一回り小さくした感じの館内に、少々ニンマリしました。
平日の最後の回にも関わらずほぼ7割程の客入りでした。
ここでなら、大作を見ても十分満足できる館内だと思います。
しかし、さすがは東宝さん、分かっているよな、東映のバルトとは違うよな・・・・