アメリカン・ニューシネマと言われた時代の1本であり、この言葉が出来た最初の作品とされている「俺たちに明日はない」を新・午前10時の映画祭で見てきました。
「俺たちに明日はない」に関しては好きな映画の1本ではありますが、スクリーンで見直す程な作品ではなかったのですが、時間が有ったので見る事にしました。
勿論、劇場で見るのはこれが初めてで、初見は多分テレビで見て、何回かはビデオで見ました。
勿論、この映画の最大の見せ場は、やはりラスト、衝撃的なラストを見せる映画の1本であります。
まず、本来なら「Bonnie and Clyde」とと言うタイトル通りではあるのですが、「俺たちに明日はない」と言う邦題も決して悪くはありません。
元々ウォーレン・ベイティが好きなので、当時も何気なく見ていましたが、私が映画を見る時代には、この手作品に関しては、「なぜアメリカン・ニューシネマと言うんだろう」なんて思いながら見ていました。
「明日に向かって撃て」「真夜中のカーボーイ」など確かに面白かったですが、「ダーティハリー」のような映画を普通に見ていた私にとっては、「アメリカン・ニューシネマ」と言う言葉の響きにピンと来ない世代ではありました。
今でも、私の世代の方で「アメリカン・ニューシネマ」を称える方はいますが、やはりこの映画私よりもっと上の世代にとってのオマージュ的な作品だったのではないかな・・・
フェイ・ダナウェイの本当に良い時の作品で、この作品を見る度に彼女の綺麗さが今でも伺えます。
また、今回日曜日に行ってきましたが、ほぼ満員でした。
次回は「太陽がいっぱい」を見たいと思っています。