ノートに書き込み

 

アメブロなどブログ記事に関し、下記のように二つの記事タイトルがあるとします。具体的なコンテンツを求めて、未読ユーザーの判断材料が記事タイトルのみの場合、よりクリックしてもらいやすいと思われるのはおそらく後者のものでしょう。

 

記事タイトル「12月限定!キャンペーンのお知らせ」
記事タイトル「12月限定!プレゼントキャンペーンのお知らせ」

 

違いはプレゼントというキーワードの有無ですが、「無料・もれなく」など刺激的なフレーズをさらに挿入して期待感をあおれば、クリック率は高まるかもしれません。上記事例は主に、アメブロ管理画面のチェックリストを意識したものですが、

 

あなたのブログを訪問してくるユーザーは、アメブロユーザーのみとは限りません。アメブロユーザーと言えども、必ずしもいつもアメブロ内から訪問するとは言えず、ヤフーやグーグルなど、検索サイトから訪れる可能性も、もちろんあります。

 

読者はどこからやってくる?

 

基本的にネット利用者の流入経路には、大きく分けて以下があります。

 

・検索エンジン……ヤフーやグーグルなど、各種検索サイトからの訪問
・参照元サイト……検索エンジン以外のサイトからの訪問、今事例は主にアメブロ
・ノーリファラー…URLアドレスの直打ち、ブックマークやメールソフトからの訪問

 

ペタや読者登録機能などもあり、他の読者と交流がしやすいアメブロでは、一般的に「参照元サイト(アメブロからの訪問者)」が高くなりがちですが、ビジネス目的でブログ運営する場合、ターゲットはできる限り、広げておいた方が得策です。

 

検索エンジンからの訪問とは?

 

例えば、販売商材が若者向けではない、中高年世代を意識したサプリメントの場合、検索エンジンからの訪問者をより多く増やすことは必須です。ただでさえ、アメブロ利用者は「ピグ」を目的とした、十代のティーン層が中心と言われています。

 

登録読者を増やす、記事の更新頻度を上げるなど、アクセスアップの点から言えば、これらの方法は確かに有効です。しかし、必要もない相手にいくら商品のメリットをアピールしても、見込み客が存在しなければ、具体的な成果は上がりません。

 

もちろん、ブログツールには、読者との交流といったファン作りの良さもあります。ソーシャルメディアなどを上手に活用すれば、定期的な顧客になってくれる可能性はあるでしょう。ただ、まず優先すべきことは、あなたの商材を求めている見込み客はどの辺にいるのか、見極めた上で、適切な訴求活動を行うことだと思います。

 

あなたのお客様はどこにいる?

 

見込み客を探すためには、ユーザーの流入経路(足跡)を確認する必要があります。ネットで探す際、検索サイトを利用するのは今や常識。どのような検索キーワードを使って見に来たのか、これを知らずして必要な対策を取ることはできません。

 

例えば、あなたが自然食品のサプリメントを取り扱う通販ショップの店長とします。目的は、取り扱い商品の告知宣伝、及び、売上の増加。その周知活動の一環として、店長ブログを運営している中で、下記のような記事タイトルに設定しました。

 

記事タイトル「にんにく卵黄店長の風邪の撃退法」

 

参照元サイト(アメブロ内から訪問)を優先するなら、この内容でも構いませんし、内容に即した分かりやすいタイトルだと思います。ただ、サプリメントという年齢層を考慮すれば、検索エンジンからの訪問率も上げる必要があると思います。例えば、より有効的な検索キーワードを分析した結果、当方なら以下のようにします。

 

記事タイトル「風邪の撃退法に、にんにく卵黄・黒にんにくの効能、効果」

 

上記が正解とは言いません。あくまでも、検索キーワードなどを意識した結果です。特に、健康食品の場合は、薬事法の関係で「効果・効能」をアピールできませんし…ただ、具体的な理由に関しては、機会があれば改めて紹介したいと思います。