新緑の中の女性

 

以前、ホームページ制作やブログ運営におけるライティングの重要性を伝えるために知り合いのライターさんを紹介させていただいたのですが、そのブログ記事を読んだという方から、新規制作のご依頼をいただいたそうです。

 

そこで今回は、アメブロで人様のブログ(商品・サービス)を紹介する意義について当方の考えを述べたいと思います。というのも、昨年末、あるパワーブロガーの方がアメブロ運営術の自著を数年ぶりに出版することになり、その本を多くのユーザーが自身のブログ上で紹介されていたからです。

 

いくらアメブロ内では有名の方でも、発売されて間もない商品。どうしてこんなにも多くの方がこぞって紹介しているのか、当時はすごい不思議でした。しかも、実際にその著作を読んだ上で紹介するならまだしも、一度も未読の状態のまま、美辞麗句を並び立てているのが、ものすごく異様な感じでした。

 

読者無視の紹介システム

 

からくりはこうです。「この本を宣伝すれば、あなたのブログをうちのブログで紹介してあげますよ」ということ。つまり、相互紹介システム。相手はこの世界では一応名の知られた存在ですから、仮に自分のブログを紹介してもらえれば、一時的にせよアクセス数などもアップする可能性はあるわけです。

 

ある意味、お互いに損のしない、メリットが感じられるシステムのように見えます。この内情を知った瞬間「頭良いな~」と感心してしまったのですが、ではその結果、両者が得られるものは何でしょう?ブログのアクセス数?自著作の売り上げ?

 

本当に良いものだけを紹介する

 

当管理人が人様のブログ(商品・サービス)を紹介する際は、実際に自分が利用したものに留めておこうと意識しています。冒頭のライターさんの件でも、過去ご一緒にお仕事をさせていただいた上で、本当に自分が良いと感じられたからこそ、紹介したわけで、それ以上の意図は特になかったような気がします。

 

でもこれって当たり前のことですよね?なぜなら、書き手が未経験のものをどうして自分の読者に推薦できるのか、紹介記事で小銭を稼ぐアフィリエイターならともかくビジネス目的でアメブロを運営しているのだったら、なおさらのこと。

 

実際、例の著作の紹介記事を読んでどれぐらいの人が買いたいと思ったのでしょう。記事一つで運営者の信頼が落ちるとまで言いませんが、目先の利益だけに捉われて、目の前の読者をないがしろにしないよう、自戒を込めて気をつけたいと思います。

最後に:
先日、食べログのねつ造が話題になりましたが、口コミサイトと言えども、抜け道があるのが今の現実です。商品レビューは確かに購入時の判断材料の一つになりますが意外と当てになるようでならないのが、当管理人のこれまでの実感です。