
具体的な成果を上げるため、ホームページも実店舗もやるべきことは変わりません。ただ、お客様となるユーザーに対する接客方法の違いには注意する必要があります。
例えばリアル店舗なら、基本的にスタッフが接客するため、お客様が迷っている時もすぐに声をかけたり相談に乗ることができますが、ホームページやネットショップでお客様が見ているのはあくまでもパソコン画面。メールフォームを設置したところで実店舗で行っている対面接客のような細かい対応には適いません。
それゆえ、ホームページを作成する際は、どのような目的でユーザーが訪れているかどのような行動をサイト上で行うのか想定した上で、必要なコンテンツなどを掲載し適切なレイアウトを構築することがとても大切になります。
特に初めて訪れるユーザーはあなたの商品やサービスのことをほとんど知りません。もしかしたらこのような不安や疑問を持っているかもしれないという点があったら、よくある質問など、解消できるコンテンツを用意しましょう。
「なるほど、ここのお店は信用できそう」「この会社のサービスなら役立つかも」と見込客の不安を解消し、期待感を無事に獲得できたら、次のアクションに移ります。次の行動にスムーズに進めるよう、電話番号や問い合わせフォームなど各ボタンは、できるだけ目立つ場所、押しやすいデザインにすることも欠かせません。
ホームページはリアル店舗以上に「見込み客が本当に求めている情報とは」を考え、実際のサイト上で「ユーザーの行動心理に沿った」レイアウト設計が欠かせません。ある意味、ホームページで成果を上げるためには、最終的な購入や契約までに至る、ステップをお客様が迷うことなく作成することでしょう。