12月2日の第52回大阪関西勉強会は天彦産業 樋口社長を迎えての開催でした。
天彦産業様は女性の活用を含め「社員のモチベーションが高い会社」としてメディアでも注目されている会社で
経済産業省のダイバーシティ経営100選にも選ばれています。
経営方針に3H(自らの幸福、家庭の幸福、会社の幸福)を掲げられ、
「社員とその家族の幸せが第一であり、それが会社の成長(幸せ)につながる。」
という樋口社長の想い、女性がイキイキ活躍する為の取り組みについて語って頂きました。
樋口社長からは「社員第一主義」という考えを軸に
仕事と家庭の両立についても、社員には、「まず家庭を大事にしなさい」と言っている。
「家庭を愛して、また家族に愛されてこそ、仕事に対するヤル気が生まれてくるんです。そして、そのヤル気が、やがてには会社の利益を生むんです。」
として、社員第一主義の経営方針を行われています。
今回はその講演の内容を基に参加者同士でのディスカッションを通して
自社の状況や感じた事をシェアしました。

以下に天彦産業様が掲げられている「社員第一主義」の取り組みをご紹介致します。
「産休や育休の活用とその基となる思い」
制度ありきではなく風土を整える。それこそが本当に社員を大切にする。
「上司である社員には、公私混同をして、部下の人生に関われと言っている」という言葉から、社員が伸び伸びと積極的に仕事に取り組める環境がある。
福利厚生の一環として産休・育休を謳いながらも、現状としては実例がほとんど無く、実際に取得しても、周りからの不満の声や復帰後の自身の立場や役割に対して不安を抱くという実態が今の世の中にある
そうではなく、一人一人それぞれの役割等の違いを理解し、尊重する事が大切だと
「社員の採用に対する樋口社長の考え」
会社説明会や一次面接を社長が直接行う
樋口社長の考えは「就職活動というのは学生が主役であって、企業が新しい人材を採用するためだけのものではない」
企業が良い人材を取るのではなく、学生が企業や社長を選ぶという考え方で取り組まれています。
「賞与は本人と家族宛ての手紙を添えて手渡し」
社員の会社への貢献に対して給与や賞与を支払うというのは当然のこと。
だからと言って、そこに全く何の気持ちも込められていなくては、社員の満足・やる気にはつながりません。賞与を手紙とともに手渡しすることへの樋口社長のこだわりは、社員の頑張りだけでなく、それを支える家族への感謝の気持ちからくるものだと思います。
「委員会活動」
天彦産業様では、積極的に委員会活動を取り入れており
「人が活躍出来る場所は”仕事”だけではない」という考えの基、その人自身の人としての良さを見つけていこうという委員会活動を展開されています。
ヒラメキ委員会
トキメキ委員会
ハツラツ委員会
スッキリ委員会
先日の11月29日の日経新聞にも取り上げられました。
男社会の典型ともされる鉄鋼業界でも女性の活躍が広がる。
創業139年の特殊鋼販売会社、天彦産業は社員39人のうち10人が女性だ。
約30年前から女性社員を「セールスパートナー」と呼び、男性と職種の垣根なく営業や事務を任せてきた。
5代目の樋口社長は「社員の少ない中小企業は女性も一人前に働いてもらわないと経営が成り立たない」と台所事情を明かす。
2005年就任の樋口社長は一般職の枠を廃止。男性社員も含む全社員に、子供の学校行事がある日は必ず休むよう業務命令を出した。
有休消化の徹底や、男性社員の育休取得も強く推奨した。
女性の活躍の場を作ろうと07年に発足したチーム「TWS(天彦ウェブセールス)」は会社の稼ぎ頭だ。
きっかけは01年に初採用した語学力のある大卒女性の提案だった。
第1子の育児休業から復帰する際、飛び込み営業や力仕事ではなく子育て中でも着実にできる仕事をと、小口取引が主な特殊鋼の海外向けの販売サイトを立ち上げた。
するとアジアや中東から問い合わせが殺到。英語の得意な女性を6人に増やして取引先を開拓した。今年は同社の売上高の3割超をこのチームが稼ぐ見通しだ。
女性の勤続年数は7年を超え、この10年間で2倍以上に。
近年では年数人の新卒採用に男女2千人の志望者が集まった事もある。樋口社長は「働きやすさを追求すれば業績はおのずとついてくる」と胸を張る。
どの様な点がご満足ご不満でしたか?
・自然体な経営をされてこれからもそのようになさるのだろうと感じました。日々の積み重ねの素晴らしさ、ありがとうございました。
・樋口社長のお話を聴かせていただき、その内容に関してディスカッションをし、全員で共有することができ、大変勉強になりました。樋口社長、上田次長、本当にありがとうございました。
・樋口社長のお話が楽しく分りやすく非常に勉強になりました。
・社員のモチベーションを上げることが私(社長)の仕事だといい、社長の人となりが分かるお話が多くとても勉強になりました。ありがとうございました。
・樋口社長のお話を直接お聞きできて大変良かったです。これまでのお話の内容をさらに深く胸に刻まれました。
・社員第一主義という会社の考え方に非常に感銘を受けました。
・直接「いい会社」のトップの人となりや考え方を感じさせていただいたとてもいい機会になりました。
・社員第一主義共感しました。会社と家族の距離を近づける。これが顧客第一主義につながる。
・樋口社長のお話、今までとまた違った部分を協調されていて、興味深く聴かせていただきました。
・まさに「いい会社」と言われている「天彦産業」様の社長の生の声を聞く事が出来、無上の喜びでした。
・社長のやっていることは数字の事ではなく社員のモチベーションをあげること、吉本の芸人のように人を笑わせて幸せにしたいように、社員の幸せを願っている事。そんなお話に感動でした。
・感動的なお話を有難うございました。
・貴重なお話を聞く事が出来ました。今日勉強会に初めて参加致しました。経営者として社員一人一人を心がけ、社員第一に考えられ、それを実行されている制度や手紙など多くの感動を受けました。
・大企業にはない、中小企業の良いところを知りました。また、企業の社長さんを呼んでください。
その他ご意見、ご感想がある方はご記入をお願いします。
・以前からお話を伺っていた樋口社長のお話が聞けてあっという間の時間でした。五代目というプレッシャーもありながら、他社の理念のリサーチ、また兄弟へのコンプレックスなど意外なエピソードに驚きました。自分にもできることをやる、世の中の風に流されない。社長以外の人もこの思いで働けば世の中変わりそうです。
・社員の立場から「いい会社」にしていく姿に必要な事を教えて頂ければ幸いです。ありがとうございます。
・風土づくりがいかに大切なのか、社員のモチベーションが高く素晴らしい活動をされている中で、社長が「特に特別なことはしていない」と仰っていたことが印象に残りました。お話を聞けてよかったです。ありがとうございました。







