【リレーコラム】ウェブベルマークのロゴマーク | とめちゃいけない。東北の子どもたちへの支援。ウェブベルマーク!

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*2014年6月27日 タグボート2 加藤建吾


今日はいつもとは少し違う角度から「Web Bellmark」を見てもらいたいと思います。

ロゴマーク

「Web Bellmark」のロゴマークのお話。
カタチの話は次回にとっておくとして、今回はカラーの話。

このロゴマーク、テーマカラーは黄色にしています。

ちなみに黄色。この色は世の中的にどういう意味を持っていると思いますか。

普段、自分は広告の企画をし、演出をし、デザインをするといった仕事に携わらせていただいているのですが、通常の仕事では、色のメージにこういう統計的な、そして一般的なイメージをあまり持ち込まないようにしています。
というのも、あまり意識しすぎると考えや表現が画一化していくようで、自分的には好まない、といったニュアンスが正しいでしょうか。

黄色の話に戻しましょう。黄色は一般的に、幸福・希望・好奇心・行動力・期待感・躍動感…と、あげればキリはないですが動的で前向きな色のイメージが多く出てきます。逆の意味でとらえると、注意や緊張、そして危険を表したりもする色でもあります。

「Web Bellmark」発足以前、このロゴマークを制作している時に、どんな色が良いかなとかなり悩みました。企画をスタートしてすぐに思ったことは、「幸せな色」がいいな、と思いました。でも幸せな色って何かな、と。通常だと前述したように、色の一般論は気にしないのですが、今回の場合は違っていました。色一つとっても、ロゴマークがブレ無く、「Web Bellmark」の存在感を示せるようにしなければならない。一つ一つのデザインが、そういう意味の元に成り立っている説得力が欲しいと、いつも以上にそう思ったのです。今回の題材に合う、自分の意識と世の中の意識の接点を、納得のいく材料を探し始めました。

日本人だと、古い映画で「幸せの黄色いハンカチ」という映画を思い浮かべる人もいるでしょう。ある年代から上の世代には、黄色は幸せの色として馴染みが良い。そんな印象を思い返しながら調べてみると、あの映画に直接影響したかは定かではありませんが、黄色には興味深い歴史の背景があることに辿り着きました。実はそれ以前にアメリカでは、戦場へ旅立つ人の無事を祈り帰還の象徴として「黄色いリボン」をシンボルとしたり、そのルーツに、イギリスでは古くから黄色を「身を守るための色」としており、黄色のネクタイや、ハンカチを身につける事で身を守る事が出来ると信じられていたようです。黄色は世界でも命を尊ぶ色とされ、人の愛情の傍らで大切にされてきた色でした。

当初の幸せな色というイメージより、自分が納得出来るイメージでした。

結果ロゴマークのカラーは黄色へ。子どもたちが「命の尊さを忘れずに、幸せに向かう色」として。

最後に、黄色は注意・興味を喚起する色でもあります。まだまだ、復興は続いています。人は皆、震災を忘れてはいないように思います。ただ、少し関心が遠のいているのも確かです。今一度、考えてみて欲しい。ロゴマークも少しその力添えが出来るといいな、と。思ったりしました。

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