人待ちやら時間調整の際に聴くだけなので、おおよそ遮音性は無視してもいい。

そんな人にピッタリなのが、koss ポルタ・プロ。

青ひげのブログ-KOSS PORTAPRO

1984年リリースから変わらないデザインは、まんま80年代のフューチャースタイル。

そういえば80年代のSF映画あたりによく出てくるハイテクのようで、今となってはレトロな香りがプンプンする。

大概のロングセラーモデルは、定期的にリファインされて、特にドライバユニットなんかが変わったりするものの、これに関してはそれすら行われていない。

相変わらずプラスティッキーなペラペラで安物臭くて、初代ウォークマンの付属品並みにチープ。

青ひげのブログ-KOSS PORTAPRO

実を言うと、今回が3度目の購入になる。

使い倒しての買い換えか? というとそうではなく、1回目は断線で鳴らなくなったから。

2回目はヘッドパッドがボロボロになって、耳がかゆくてたまらなくなったから。

そして今回は、1年くらい行方がわからなくなったから。


何でまた3回も…


他の人のレビューにもあるように、「ポタプロ」にしかない音があるから。


ドカドカと勇ましい低音を鳴らしてくれるヘッドフォンはいくらでもある。

でも、柔らかい包み込むような重低音は望めず、どれもこれも「モヤッ」としている。

臨場感豊かな重低音というと、ン万円クラスの対価が必要だし、携帯プレイヤーで充分に鳴らし切ってくれるものはない。

低音が立派な「重低音」を売りにする連中は、低音の迫力に後ずさりするような「モサッ」とした中高音で、隣の部屋で聴かされているようなものが多い。

ポタプロの中高域は低音に負けない。

耳に刺さることもなく、純粋に「音楽」に浸れる。

気がつけば大変な時間が過ぎている、そんな違和感のなさが人気の秘密かも知れない。


どんな製品にも共通する「評価」の第一歩、それは「気にならない」性能である。

それを改めて教えてくれるモデルである。


にしても、買い換えの度に値段が安くなって…

初めて買った時の半額以下でした。