おはようございます。


ネットによる誹謗中傷や自分さえ良ければ・・・という周りの配慮に欠けた行動がなかなか減らない世の中です。また、中国の武漢から広まったコロナウイルスではデマを流す人がいました。


東日本大震災の際では、日本人の国民性が世界中で賞賛されたこともありましたが、ここ最近ではだんだん薄れてきているような気もします。日本にはたくさんの温かい言葉や文化があります。「おもてなし」や「情けは人の為ならず」などのことわざなどなど・・・
英語の文法を確認しながらもう一度、親切心や譲り合いの心を考えてみましょう。

 



"One good turn deserves another."
「一つの善行は他の善行に値する」

これは日本で言う「情けは人の為ならず」を英語で説明した言葉です。
この"turn"は、動詞ではなく"good turn"で「親切な行為」という意味を表します。
"deserve"で「〜の価値がある」の動詞です。
"another" は直訳すると「もう一つのもの」なのですが、主語の「一つの善行」に対応して、またもう一つのものなので、「もう一つの善行」と翻訳できます。

"Kindness is never lost."
(親切は決して失われることはない。)
"Charity brings its own reward."
(慈善事業は自分自身の報酬を持ってきてくれる。)

"He who gives to another bestows on himself."
(他人に施す人は自らに施すのである。)

"who gives to another"「他人に施す」が直前の"He"に説明を加えているので、ここまでが主語です。
"bestow"で「授ける」「与える」という意味になります。

"Charitable men lose nothing."
(慈愛を行う人は何物も失わない)

"Two wrongs don’t make a right."
(二つの間違いは「正しい」を作らない)

この言葉は、他の人が悪い事をしていても、自分も同じことをして良いということにはならない。正当化することは出来ないという意味です。

翻訳する時には「二つの悪いことは正しいことにならない」「悪いことを重ねても、良いことにはならない」と言うこともできます。
復讐・やり返すことは良くないとも捉えて良い言葉です。

"Grasp all, lose all"
(すべてを握れば、すべてを失う)
この言葉は日本語で言う「虻蜂とらず」です。

"grasp"で「強く握る、つかむ」「把握する」などの意味を含みます。

選択肢は二択ではないものの、欲張って多くのものを同時に狙うことは、あまりうまくいかないというのは世界の中でもよくある教訓のようです。

 

 

以前はテレビや新聞などのマスメディアでネットには嘘が蔓延していると言われていました。確かに今でも嘘やデマ、誹謗中傷があふれています。ただ、そんなことを言っているマスメディアは品行方正に取材をしているのかと言えばそうでもないようです。

 

最近では「朝日新聞が謝罪、炎上の台湾「隔離日記」は中止に」や過去には毎日新聞社の英語報道メディアの「毎日デイリーニューズWaiWai問題」などがあり、マスメディアの配信が正しいとは言えなくなっています。テレビや新聞、雑誌やSNSを含めて「フェイクニュース」ばかりです。そんな中から正しい情報を読み取る力が必要な時代となっています。それには、日本の報道だけでなく世界の報道を見る必要がありますし、その報道に騙されない「メディアリテラシー」が必要です。Webで翻訳では様々な言語の翻訳に対応しています。海外のニュースで分からないことがあった際には、Webで翻訳をご利用ください。

 

 

Webで翻訳オフィシャルブログでは、翻訳、言語、その他の事をアメブロとは違う内容で書いてます。最新記事は英会話をもっと楽しもう!会話をはじめるための10の質問(2020年3月25日)

 

 

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