おはようございます。


1月・2月の英語表記での由来について紹介していきます。昨年の11月"November"から始めたこの紹介なのですが、"November""December"はラテン語が由来ということでした。
しかし1月から6月までは、今度はローマやギリシャの神様の名前を由来にして作られた言葉です。
まず、1月"January"です。
"January"は、ローマの門神ヤヌス"Janus"が由来とされています。
ローマでは、戦いで出陣する際に通る門に、ヤヌスを祀っていたと言われています。そこから、門神ヤヌスは「物事の始まりと終わり」を司る神と称えられてきました。
"j"の発音についてですが、英語では「ヂ」と発音します。しかし、ヨーロッパの他の言語の中には、"y"の発音に変わるものが多くあります。例えば"Jan"は英語では「ジャン」と読みますが、他の言語では「ヤン」と読む場合もあります。
土地や相手によってしっかり違いを知っておきたいですね。反対に言うと、これだけでどの辺の人か予測することも出来ます。



来月2月の"February"です。
"February"は、ローマの贖罪の神フェブルウスから来ています。
先代に行われた戦争の死者の弔いをするため、慰霊祭を毎年2月に行っていたことが由来しているそうです。
さらに2月というと、旧暦でいう最後の月でもあります。死者の弔いをするのに時期的にもピッタリだったのでしょう。

この名前は古代イタリアの清めの神"Februus"でもあり、この月に行われる古代ローマにおける清めの儀式"Februa"とも言います。

ちなみに、フェブルウスはギリシャ神話だと「プルートー」にあたるとのことでした。
プルートーと言えば、冥界を司る神様です。
冥王星も、英語では"Pluto"です。
冥王星も太陽系の果てです。まさに「冥界」という印象で名づけられたのでしょう。

そう考えると、2月"February"の意味を考えてみると、「冥界月」にならなくもありません。

そして2020年は「閏年」です。
ちなみに閏年は英語で"leap year"です。

"leap"は 「跳ねる」や「跳んで移動する」意味の英単語です。
なぜ「跳ねる」1年なのかと言うと、曜日にずれが生じるからです。
通常の年が続く場合、翌年の同日の曜日は次の曜日になるという法則があります。
例えば、今年のクリスマスが月曜日なら、翌年のクリスマスは火曜日、さらに翌年は水曜日、ということになっているのですが、2月の月の日数が一日多い閏年では2月29日以降、曜日がひとつ余分に進んでしまい、先程の曜日の法則が崩れてしまいます。
2019年のクリスマスが水曜日だったので、通常ならば今年は木曜日ですが、閏月なので一つ跳んで金曜日になります。
このように曜日の法則が閏年によって「跳んで」しまうからだと言われています。

 

 

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最新記事は【映画好き必見】英語版タイトルからどの邦画かを当ててみよう!(2020年1月29日)

 

 

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