おはようございます。


以前、「聞くんじゃなかった」「見るんじゃなかった」という表現を紹介しました。
そのような状態で使える言葉が日本のことわざ「知らぬが仏」です。
しかし「知らぬが仏」という言葉は日本のものであり、そのままを直訳しても海外では、"What does it mean?"(どういう意味?)と聞かれることでしょう。
まず日本語の「知らぬが仏」の意味をそのまま英語で説明するとするなら、

"Not knowing the truth is sometimes better."
「真実を知らない方が時には良いこともある」
"not knowing"は動名詞の否定形で「知らないこと」の意味です。

 



英語版「知らぬが仏」は"Ignorance is bliss."です。
英語での「知らぬが仏」と同じ意味のことわざです。
"ignorance"は「無知」"bliss"は「至福」を意味します。直訳すると、「無知は幸福である」となりますが、意味を分かって翻訳することが出来ると日本語のことわざ「知らぬが仏」にあたることわざだと気がつくでしょう。
つまり、事実や問題を知らなかったことでかえって幸せな結果となる、という意味です。

また、このことわざ以外の表現だと、
"What you don't know, can't hurt."
「知らなければ痛くも痒くもない」

"What you don't know, won't hurt you"
"What you don't know"が「あなたが知らない事」
"won't"は"will not"で未来形の否定となり、「~しない」
"hurt you"で「傷つける」
翻訳すると「あなたが知らないことはあなたを傷つけもしない」となるのです。
自分自身に使うのであれば"What you don't know, can't hurt."でいいですが、誰か他の人に言うのであれば"What you don't know, won't hurt you"という表現が良さそうですね。

"You were not supposed to hear that."
「あなたはそれを聞くべきではなかった。」
と一緒に併せて覚えておくと、さらに英会話の振り幅を大きくなることでしょう。
ちなみに「聞くんじゃなかった」は"I shouldn’t have asked."でも通じます。こちらの方が簡単ではありますよね。
使いやすいフレーズやその時にぴったりな、しっくりくるフレーズを使いましょう。

 

 

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最新記事は人生に前向きになれるかも?今年の抱負にしたい英語の言葉Part2(2020年1月8日)

 

 

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