おはようございます。


早いことにもう10月です。
まだまだ暑い日もありますが、夕方日が沈むと少しは暑さが和らいできますね。


街中やお店の飾り付けや商品はハロウィンにまつわる物を見かけるようになりました。
テレビCMや雑誌などでもハロウィンのイベント事の宣伝を見かけます。
ハロウィンとは10月31日とまだまだ先のようにも感じます。
ちょっと気が早いのでは・・・?と思ってしまいますが、日本だけではありません。
ハロウィンの最大のイベントと言えばニューヨークなどが浮かぶかと思いますが、実はカナダも大々的に行われており、大体9月から準備が行われているということです。

カナダには日本でいう「百均」にあたるDOLLARAMAというお店があります。
そしてカナダのなんでも揃う大型薬局、LONDONDRUGというお店も有名です。LONDONDRUGやDOLLARAMA、その他ホームセンターでは9月頃からハロウィングッズやハロウィンのお菓子が並び始めます。そして町中のお店や各家庭でハロウィンの飾り付けが開始します。
日本との違いを先に挙げておくとすると、「家族みんなで楽しむ」「コスチュームの本気度」
です。日本でのハロウィングッズというとホラーな雰囲気でありながらも可愛らしいインテリアや小物、イラストが多いですよね。カナダの場合はかなりグロテスクなのです。

 



飲食店だろうが一般家庭だろうが関係ありません。リアルなネズミや蜘蛛の置物が飾られていたり、一瞬殺人事件かと思うくらい血みどろな等身大の死体のマネキンが庭やベランダに飾られたりしているということもよくあることのようです。

そしてハロウィン当日の10月31日と11月1日の夜から町中が賑わいだし、夕方にかけていろんな格好をした人が出現するのです。
どんなに控えめな人でも、タトゥーシールなど何かしらハロウィン仕様にしているし、スーパーなどのレジでもお菓子を配るなど、子供から大人まで皆が参加する伝統的な文化とも言えるイベントなのです。
ここで日本との決定的な違いである「本気度」です。カナダ国民のハロウィンのコスプレは可愛いよりもクオリティー重視です。白塗りに血糊は当たり前です。
しかし、この文化がヒートアップし過ぎたのか、ニューブラウンズウィック州バサーストでは2005年に「14歳以上はトリック・オア・トリートで戸別訪問することを禁止」という条例ができたのです。
さらに、午後7時以降の「戸別訪問」や「顔を覆う仮装」も禁止だということです。
実際には地元の保護者が町長に苦情を言うまで、ほとんど注目されていなかったようですが、もちろん苦情は町長の元に届いたようです。
ハロウィン当日は学校にも仮装して行く人が多いようですが、コスチュームで登校することを禁止した学校もあるようです。
代わりに「ネクタイとスカーフの日」としたことで、「子供たちの大きな楽しみを奪った」として、一部の保護者たちの怒りをかってしまったということもあったようです。
日本では幼稚園、小学校6年間・・・と進学していきますが、カナダでは、所謂「小学校」は幼稚園を併設し、8年生までというのが一般的です。高学年の仮装を幼稚園児が恐れたり、また一部の生徒がガイドラインを無視して刀などの小道具を持ち込んだりすることから用いられるようになったルールなんだそうです。

家族で街をあげて盛り上がるとは言え、カナダ国民皆が皆、楽しく盛り上がるというわけではないというのは当たり前な話ではあります。
日本同様、やり過ぎには注意が必要ということですね。
しかし日本のどんちゃん騒ぎのハロウィンとはまだ違ったホラーやグロテスクを極めたカナダのハロウィンを味わってみてはいかがでしょうか?

 

 

日本でもハロウィンが習慣となりつつあります。毎年のようにニュースで放送されます。最近ではハロウィンに合わせて来日する人もいるようです。せっかく外国の方と一緒に楽しめるお祭りなのですから、このチャンスに外国語で話して楽しい時間を過ごしましょう。また、お店の人はハロウィン仕様の料理やお菓子などを準備するお店もあるでしょうね。そのハロウィン仕様の料理やお菓子も外国語の人に伝わりやすいように翻訳しませんか?Webで翻訳ではここ数年、料理などのメニュー翻訳が増えてきております。日本人1億2千万人向けだけじゃなく、世界77億人に向け自分のお店の情報を発信できる時代です。

 

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