おはようございます。


以前、世界の地震について紹介致しました。
日本では毎日のように小さな揺れから大きな揺れまでどこかしらで起きています。
そんな時、その時そばにいる人や同僚、友だちなどと「今揺れた?」と話題になるかと思います。
では、海外からの観光客やこちらに住んでる外国人や留学生と英会話でそういう会話をすることは出来ますか?

"The ground is shaking."
「揺れてるね」
"Did you feel the earth shaking?"
「今、揺れてない?」
"I could barely feel this quake."
「揺れが弱くて分からなかったな」

"The ground is shaking side-to-side."
「横揺れしてるね」
"This quake felt like it shook vertically."
「大きな縦揺れだったね」
これらは日本ではよくある会話かと思います。



地震は英語だと"earthquake"と言われますがを短縮して"quake"と言われることが多くあります。
その他にも「揺れ」の意味がある、"jolt"や"temblor"を使われることもあります。"jolt"は「揺すぶる」と言う意味も含まれます。
また、地震が「起こる」と言う場合に使われるのが"hit"や"strike"です。
地震だけでなく、台風や津波、竜巻などの自然災害に襲われた場合に使います。
「起きる」の意味の"occur"を使うことも出来ますが、"occur"の場合は感情抜きで淡々とした印象になってしまいがちです。

そして日本にいると速報があり、テレビの画面やスマートフォンにお知らせが入ります。
そこで国際標準のマグニチュードではなく、日本にいると震度でのお知らせがほとんどです。

"Let’s check the instant report on TV."
「テレビをつけて速報を見よう」
"My phone is displaying an earthquake emergency message."
「地震警報の着信があった」

"In Japan, earthquakes are measured by seismic intensity, not magnitude."
「日本では、地震の大きさをマグニチュードよりも、「震度」という単位で言うのが一般的なんだ」
"The scale goes from level 1: weak to level 7: devastation."
「震度は震度1から震度7まであります」

ニュースなどでは「震度5」であれば、
"an earthquake with an intensity of five"と言われることが多いでしょう。

"intensity"は「強度」を意味します。
しかし日本の震度は1から7まであり、震度5以上は弱と強の2段階に分けられています。弱と強を付けて伝えたい場合の表現です。
例えば「震度6弱の地震」の場合、
"an earthquake with an intensity of lower 6 "

「震度5強の地震」なら
"an earthquake with an intensity of upper 5"
"lower"が「弱」、"upper"が「強」です。
急に地震が来て、マグニチュードと震度の違いを説明せずにいきなり震度で地震の揺れを話す場合は"on the Japanese scale of 7"(7段階の日本の震度階級)を付け加えるといいでしょう。

 

 

先日鹿児島で大雨が降りました。その時期に鹿児島へ観光に行った日本人が「避難勧告が出ても、どこに公民館があるのか、どこに避難するのか、どう行動すべきなのか分からない」と言っていました。日本人の観光客でも災害時や避難勧告が出たときにどう行動すべきなのか分からないのに、外国人の方がわかるでしょうか?各地域の自治体やホテルなどは災害マニュアル、避難マニュアルは必須のような気がします。Webで翻訳でもそのような翻訳は増えてきています。観光に来てくれる人やホテルに泊まってくれる人達のことを考えて準備をしておきましょう。

 

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