おはようございます。
もう七月だと言うのに、梅雨入りをなかなか果たしてくれない地域があります。
九州北部地方ではやっと26日の昨日、統計開始以来最も遅い梅雨入りをしました。
梅の季節も過ぎてスーパーではもう梅の姿をあまり見かけることはありません。
先日早々と梅雨に関する英会話の紹介をしていましたが、今年の大幅な梅雨入りの遅れのおかげで早すぎた内容となりました。
「遅れた」「遅れている」には様々な種類があります。
今回のように予定や予測より遅れている、時代遅れなどの「遅れている」、公共交通機関などの時間に遅れている、遅刻、遅延などなど。
今回のように「梅雨入りが遅れている」というような人や物ではなく時期的な遅れを伝えることが出来ますか?
だいたいの人が「遅れる」と言うと"late"が一番に頭に浮かんだのではないでしょうか?
もちろん間違ってはいません。
実際に今までの義務教育や授業の中では"I'm gonna be late. "(遅れます)など、簡単なフレーズで教わってきたかと思います。
「今年の梅雨は遅い」も単純に"The rainy season of this year is late."で通じます。
しかし「遅れる」は他にもあります。
"The rainy season has been delayed."
(梅雨入りが遅れている)
"The rainy season is slower than last year."
(去年に比べ、梅雨入りが遅い)
ちなみに遅れていることを"delay"といい、遅れている人のことを"clyde"いうこともあります。
今年の梅雨が大幅に遅れてましたが、本日は北海道、沖縄以外は雨の予報です。
もし梅雨がないのだとしたら56年ぶりの「空梅雨」になってしまいました。
空梅雨は「乾燥した」という意味の"dry"をつけて表現します。
"dry rain season"(乾燥雨季)"dry wet season"(乾燥した雨の多い季節)が英語での空梅雨です。
元々"dry"は天気の基本的な言葉の一つで、これまでにも「雨の少ない」という意味でよく使われていました。
雨の降る時期に、雨が降らないのですから、言わば「異常気象」です。「いつもとは違う」という意味の"unusually"をつけて、"unusually dry rainy season"や"unusually dry wet season"という言い方でより異例だという意味を強調することが出来ます。
「空梅雨になりそうだ」
"It seems like it is going to be a dry rainy season."
"It seems like it is going to be an unusually dry rainy season."
また、「空梅雨」を英語で説明するとなると、
"Karatsuyu, literally “empty plum rain” means an unusually dry rainy season."
(空梅雨の文字の意味は「空っぽの梅の雨」で、「例年とは異なる乾燥した雨季」を意味します)
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