おはようございます。
日本は地震大国として世界でも知られる島国です。近年、毎日のように小さな揺れから大きな揺れまでどこかしらで起き、速報のテロップをみます。ここ最近も日本では震度5超えの揺れはどの地域でも見られています。
日本では国内最大でまだまだ復興にも時間がかかっている東日本大震災、その傷が癒えぬまま起きた熊本地震が記憶に新しくすぐに思い浮かぶかと思います。また、つい先日も新潟・山形で大きな地震がありましたので、地震に対する備えを考えている方がたくさんいると思います。
では、世界規模で日本の地震はどのくらいのものだったのでしょうか。
世界で最も大きな揺れの地震はどこでどのくらいだったのかを紹介します。
まず、日本国内で速報やニュースでお知らせが来る際、震度〇で揺れの強さを知ります。世界基準ではマグニチュードとされています。
震度は地震が起きた際、わたしたちが生活している場所での揺れの大きさを表します。
日本では気象庁が10階級に分けたものが使われます。
単純に0~10ではありません。
0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7に分けたものが使われています。
一方マグニチュードとは、地震そのものの大きさ(規模)を表すものさしとされています。
マグニチュードは数値が1増えると地震のエネルギーは32倍になると考えられており、マグニチュード2の地震であるなら1の地震の32個分のエネルギーを持っているということになります。
マグニチュードの小さい地震でも震源からの距離が近いと地面は大きく揺れ、「震度」は大きくなります。また、マグニチュードの大きい地震でも震源からの距離が遠いと地面はあまり揺れなく、「震度」は小さくなります。そのためマグニチュード1だから震度1という訳でもなくとても曖昧なところです。
世界史上最大のマグニチュードは9.5とされているチリ地震です。次に、9.2のアラスカ地震、9.1~9.3のスマトラ島沖地震、そして四番目は9.0~9.1の東日本大震災が入ります。次に9.0のカムチャツカ地震です。
世界最悪の被害として最も大きかったのは東日本大震災、二番目に阪神・淡路大震災と日本が立て続けに上がっています。
その後は、中国の四川大地震、アメリカのノースリッジ地震、ニュージーランドのカンタベリー地震、六番目に日本の新潟県中越沖地震です。
地震大国だけでなく、地球上で生きている限りどこの国でも地震の危険性は常に考えられます。
それでも地震とはほぼ無縁とも言える国は中には幾つかあります。
日本とは対照的でプレートから遠かったり、プレートの上に嫌いに国土が乗っていたりすることで地震とは無縁とも言えるのです。
例えば、ドイツ、フランス、スイス、スウェーデン、エジプト、オーストラリア、モーリタニア、ロシア、南極などです。
西アフリカは全体的に地震は少なく、中でとモーリタニアは過去100年以上に渡り大きな地震が起きていません。
オーストラリアもかなりの国土の広さの割に全てがプレートの上に綺麗に乗っているので地震は少なく、過去100年の間にマグニチュード6以上の地震というのは2日間ほどしかないと言われています。
ロシアもとても広い国土です。そして日本からもそう遠くはない国ですが、ユーラシアプレートの上に国土が乗っているので地震は少ない国です。
しかし極東では大きな地震は全くない訳ではなく、世界最大マグニチュードの順位では東日本大震災の次に当たる五番目のカムチャツカ地震が起きたことでも過去に話題になりました。
このように、「地震が少ない」とはいえ、やはり「全く地震が来ない安全な国」とは言いきれません。
地震が少ないから故、建物は耐震性ではなかったり街の構造が地震を想定していない造りだったりして大きな被害を呼ぶ恐れもあります。
また、西アフリカなら地震が少ないとはいえ、もし地震が起きると貧国などの状況がさらに大きな被害となることが考えられます。
地震大国と呼ばれる日本にいるならもちろん、どこの国にいても、「もしもの備え」や万が一の場合の正しい判断や知恵はとても大切なのです。
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