おはようございます。


日本では新紙幣の肖像画の発表もあり、いよいよ新しい時代の幕開けを予感させることがたくさん起きていますね。
皆さんは今回新しく肖像画として選ばれた歴史上の人物、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎をご存知でしたでしょうか?



渋沢栄一は「日本資本主義の父」とも呼ばれた実業家で、様々な企業の設立に貢献しており、東証を作り上げた人物です。
全部で500以上の企業・機関設立に携わったと言われており、ワールドクラスな経済人です。

津田梅子は、津田塾大学の創始者でもある教育者で、わずか6歳で日本人初のアメリカ留学をしています。そして1891年に「日本婦人米国奨学金制度」を設立し、計25人の日本人女性をアメリカへ留学させました。

北里柴三郎は医学者・細菌学者で「日本細菌学の父」と呼ばれてます。ペスト菌の発見・日本での拡散を防ぎ、破傷風の治療法開発など、日本医学の発展に多大なる影響を与えました。
福沢諭吉の恩に報いるため、慶應大学医学部の創設を無給で手伝ったとも言われてます。

では、海外での紙幣はどのような肖像画なのでしょうか?
ちなみに渋沢栄一は実は韓国の初めての紙幣での肖像画の人物としても有名です。
ニュースやネットニュースでも話題となっているので見聞きした方は多いかもしれませんね。
その他、韓国の紙幣は李氏朝鮮の国王、世宗も有名です。ハングルを作った人物として知られています。

中国の紙幣の人物としては毛沢東が有名です。
ちなみに中国では硬貨よりも紙幣が主流のようです。
台湾の紙幣の200元札の人物は蒋介石です。
その他に孫文もいます。
1000元札には地球儀のようなものを見ている子供たちの絵が描かれています。


アメリカの代表的な人物像は、1ドル札の初代大統領ジョージ・ワシントンが挙げられます。
カナダの20ドル札紙幣の肖像人物は、英連邦の一員と言うことで、エリザベス女王の肖像が使われています。
カナダだけでなく、イギリスやオーストラリアでも肖像とされています。

フランス代表は『星の王子さま』や『人間の土地』を書いた作家アントワーヌ・ド・サン=テグシュペリです。
50フラン紙幣に選ばれていました。
フランスの紙幣の人物としてはその他に、セザンヌ、ドビュッシーやキュリー夫妻なども有名です。

ドイツの旧1000マルク紙幣はグリム兄弟です。
ドイツの紙幣の人物はその他に、音楽家のシューマンや数学者のガウス、過去にはエンゲルスやマルクスも名を連ねてきました。

スペインの旧5000ペセタの肖像となった人物は探検家のクリストファーコロンブスです。
コルテスやフランシスコ・ピサロといった征服者(コンキスタドール)や元首、カルロス一世もこれまでに選ばれていました。

イタリアの旧50万リラ紙幣は画家のラファエロサンティでした。芸術の国というだけあり、これまでにミケランジェロやダヴィンチも肖像となったことがあったようです。

トルコの紙幣は初代大統領であるムスタファ・ケマル・アタテュルクです。
チリの5000チリペソの人物は1945年にノーベル文学賞受賞したガブリエラルミストラルです。

もちろん紹介してきた紙幣の他にもたくさんの人物像があります。また基本的には中東の紙幣には人物像が描かれていないようです。

 

世界の紙幣にはそれぞれの国によって特徴がありますね。もちろん翻訳にも翻訳する人によって特徴が表れます。「I」を私、僕、自分、ワシ、俺などどのように訳すかによって、文章のイメージが変わってきます。Webで翻訳で翻訳を依頼する場合でも、他社で依頼する場合にも事前に翻訳家へ伝えておかなければならないことがあります。依頼をする前に、一度下記ブログを確認してください。

日本語から英語への翻訳依頼!翻訳者へ伝えるべきこと

英語から日本語への翻訳依頼!翻訳家へ伝えるべきこと

 

 

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